全部砂のせいだ!後編
そろそろ迎えのジープの時間なのでサルマン邸に戻ることに。
コンコン。
あれ?
んん?
・・・・・
なぜか3分近く待たされる。
・・・・・
ドアを開けたユー・アー・ビューティフルを見て何かを察する私とユイさん。
こういう時の、女のセンサーに間違いはないと思う。笑
気を取り直してジープに乗るぜ!
荷台に乗ったんだけど、まあ〜!これが揺れる揺れる!!!!
めちゃくちゃエキサイティングでした!
う〜ん!絶景!!!
キャンプサイトに到着して砂遊び!
前回誰も突っ込んでくれなくて寂しかったコレもこの時に撮影!!笑
村に戻っていくジープがあんなにちっちゃい!
暗くなったら夕飯〜!
残念すぎるけど、曇りのため星はあまり見えませんでした。。。
てことで、寝ます!おやすみなさい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1月15日
朝、周りの高い岩のせいでお天道様が見えないという!
まだ月が残ってる〜!
朝の空気を楽しんでから、ご飯を食べて、ジープで村に戻ることに。
またこのパン。。。
村からは公共のバスが次の目的地であるアカバに出ているはずなんだけど、、、、
まあ、ないよね。笑
最後の最後でやられたか。。予測はしてたけど、悔しい。
敗北感が半端ないけど、もうサルマン邸に文句言いに行く元気もなく、キャンプオーナーにお願いして止むを得ずタクシーを呼ぶことに。
※結局泊まったキャンプはペトラのホテルの系列でもなんでもなくてただの紹介。
サルマンは仲介業者的な役割だったことが、ここのオーナーと話しててなんとな〜くわかった。
キャンプのオーナーは、信頼できる人!!オーラがすごかった!
1ヶ月近く滞在できて尚且つブログ書いてくれるなら滞在費いらないよ!的なこと言ってたので興味ある人はご一報を!
さあ〜!我々が次に向かったのはーーー
アカバ!
海がめちゃ綺麗〜〜〜〜
ここに来た目的はズバリ!
エジプトに船で国境越え!!
無事にチケットオフィスで降ろしてもらい、エジプト行きのフェリーチケットをゲット!このフェリー、遅延・欠航頻発という噂があるんだけど、大丈夫かな?
いずれにせよ出港は夜の11時。それまでアカバ散策。
暇だったからグラスボートに乗る。
一緒に乗った家族づれがとっても賑やかで楽しかった!
イスラム圏の女性は着衣水泳。
月に代わってお仕置きよ!
ちっちゃい頃の写真は全部このポーズ。
ちなみに私はセーラージュピターになりたかったです。
男言葉を使って、ケンカもめちゃ強いのに料理が得意っていうギャップが私の憧れポイント。
ビーチの後は腹ごしらえを兼ねてファストフード店へ移動。
店選びのポイントは、ネットがあるかどうか!
ワディラムではwifiがなかったから今後の予定とか調べまくって、気づいたら4時間超えの長居。最終的にはwifi切られましたwwwwww
なんとか夜まで時間を潰し、港へ。
大物キャンプオーナーのおかげで、ワディラムからアカバまで利用したタクシーが夜また街まで迎えにきてくれて港まで乗せてくれました。ヨルダン色々あったけど、最終日にいい人に巡り会えてよかった!
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港ではまずヨルダン出国の手続き。
チョロまかせられないかな〜と思って、
イスラエルに行ったときの出国税の納税書をしれーっと職員に出してみる。。。
ダメでしたw
「なんだこれは!?」と税関に物議を醸しだす私の過去の納税書。
わらわらと他の職員が集まってくるw
とりあえず英語が話せないふりをして無知を装う私。笑
税金はきちんと払いましょう!!←当たり前!
左がイスラエル行った時の納税書。
右がアカバのやつ。アカバのはきちんと日付が刻印されるんだね!
フェリーのるよーーーー!
フェリーで、外国人らしき乗客は我々二人とフランス人の女子2人の4人のみ。
やっぱり女子は得なのか、誰もいないスペースを広々使わせてもらって寝ることができた。
しばらくすると先ほど別室を用意してくれたくれた職員がまた呼ぶもんだから、なんだなんだとついて行く。すると看板にたどり着いた。
船からの綺麗な景色?を見せたかったらしい。
いやごめん、わたしは今寝たいのだよ。
そしてユイさんがタイハラの被害にwwwwwwww
<タイハラ>
正式名称:タイタニックハラスメント
船に乗った際、強制的にタイタニックごっこをさせられるという非常に不快な行為
皆さん、気づかないうちに加害者になってませんか?
気をつけてくださいね。
そしてあっという間に船はエジプトについた。
やっぱり女子はVIPらしい。
フランス人も合わせて4人、チャチャッと船から降ろしてくれて税関に案内してくれた。
しかし荷物検査で何やら怪しまれる。
「薬のこと?」とバックパックからマラリア予防薬の箱を出す。
「これを大量に持ってるか!?」
「いや、この一箱だけだけど、、、???」
「カバンをあけてみてくれ」
「まあ別にいいけど、、、なんのことだ????」
なんと!ワンデーのコンタクトが目に付いたらしい。
なるほどねー!確かに薬にみえなくもないな!!
また新たな発見!
荷物を取り出す私。
ユイさん、こんな場面とっててくれたんすね!感謝!
晴れてエジプトに入国。
がしかし夜中の2時だ。
目的地のダハブまではここヌエべから車で一時間ほど。
早朝には公共のバスが走るから、それまで待機が必要。
ここで待ちたいんだけど〜とフェリー乗り場にいられないか交渉するが、ダメだった。
ここはアカンけど、目の前にカフェテリアがあるよ〜とのことなので、とりあえず建物を出る。
あー!あったあった。本当に出てすぐ、目の前にあったわ。
とりあえず茶でもしばくことに。
アラブ系の国ではお茶が甘いことは学習済みなので、ノーシュガーでお願いする。
キビキビ働いているお兄さんからなぜか人参をもらう。
夜中3時で疲れが見られるね。
そろそろバス停に行くかと外に出ると、タクシー運ちゃんに声をかけられる。
事前に2人で決めていた、「この金額ならタクシーのろう!」をぶつけると
あっさりokしてきたため、拍子抜け。
カフェテリアの待ち時間が一瞬で無駄になった。w
まあ夜が明けてからの移動の方がいいから結果オーライだね!
前に3人座る。早朝ということもあってユイさんはコックリコックリしてたけど、私は運転手が居眠りこかないか必死で監視笑
なんも話通じないけど、ひたすら話しかけながら、ダハブへと向かった。
全部砂のせいだ!前編
話は遡って1月14日。
まだヨルダンですよ、中東の!
え、もう大分昔の話、、、、!!!!
(リアルタイムはヨーロッパのチェコに来てます!!と言ってるうちにポーランドに到着しました。ヨーロッパは大分駆け足。)
ヨルダンに行くにあたってやりたかったことが3つ。
1、死海でプカプカ
2、ペトラ遺跡に行く
3、ワディ・ラムでキャンプ!
ワディ・ラムとは、ヨルダン南部に位置する、でーーーーーーーっかい岩がたくさんの砂漠地帯。2011年にはワディ・ラム保護区として世界遺産にも登録!
そして、そのワディラムでキャンプ体験ができるとい話を聞いてから思いを馳せていたのであーる!
ここねここ!
きちんと情報提供されているツアーはびっくりするほど高い。お金をかければ大抵のことはスムーズにいくけれど、バックパッカーはそうは行かない!少ない情報をたよりに最安のプランを見つけるのも楽しみの一つ!なんだけれでも今回は中々大変でした。。。
紆余曲折経て、
最終的にはペトラで泊まっていたホテルのマネージャーが紹介してきた、
同系列の”サルマンホテル”というキャンプサイトに行くことに。
この時、私のヨルダン人に対する信頼度は10パーセントくらいになってたから、とりあえず話をきっちり詰める。先払いだというからには尚更だ。
何が含まれていて、何が含まれていないのか、公共バスの乗り方から、次の目的地であるアカバまでの行き方を全て確認!!
そして、一切の追加料金が無いことを念押しで確認。(紆余曲折の原因は後から言われた追加料金だったため)
「何かあったら電話してくれれば大丈夫。」というマネージャーの言葉と簡単に作成された領収書を信じ、次の日の早朝にいざ出発。出がけにバスの運転手にもサルマンホテルまでと話しをしてくれていたし、まあ大丈夫でしょう!
このワディラムキャンプは保護区域のため、入場料が必要。
だけど昨晩の話し合いで入場料も費用に含まれていることは何度も確認している。
だから払う必要はないんだけど、キャンプの入り口でバスが停まると外にいたヨルダン人たちがバスの中に押し寄せ、入場料を払えと言われる。
いや払う必要ないから。
と言っても、払えと言われる。
いやだからうちら前払いしてるから。
と言っても、払えと言われる。
いやもううるせーよ!知ってるよ!こっちは払ってんだよ!!!!
と、軽く一戦交えて終了。
やはりヨルダンは、一筋縄でいかない。。。
ユイさんと顔を合わせ
「これはまだ。。何かあるな。。。」と。
ペトラから同じバスでキャンプまできた人たちが続々とホテルの迎えで降りていく。
朝運転手にはサルマンホテルへと言ってあるから大丈夫、、、なはずなんだけど。。。。
ーーーーーーーサルマン詐欺!??ーーーーーーーー
バスが泊まったところに一人の男性の姿が。
サルマンさんですか!?
そうですよーー
あー!よかった〜〜〜〜!!!
一安心!杞憂だったねユイさん!
と彼についていく。
そしてたどり着いた先は、、、、
なんと普通の民家。
え!?砂漠じゃなくて民家じゃん!ここに泊んの!???w
砂漠でキャンプを想像していたのに、砂漠の入り口の村でのホームステイかよ!w
やっぱりなんかあると思ってたんだよ〜w が現実になったw
サルマンさんは推定42、3歳。小太りのアラブ人男性。
家で出迎えてくれたのがなんともお綺麗な若い奥様だったからびっくり仰天。
残念ながら写真撮影はNG、、、
サルマンさんと並ぶと本当にね、エマワトソンも納得の美女と野獣!!!!!!
そして、
若妻がお茶を淹れてくれる。
美しい若妻に興奮して一瞬忘れてたけど、ここにホームステイするわけ、、、ないよね?
あの〜サルマンさん、うちら◯◯さんのホテルに泊まってて〜
こちらを紹介されたんですけど〜〜。。。あの、砂漠内でのキャンプって聞いてたんですけどもいやはや。
おっけーおっけーと彼は何やら砂漠の地図を出してきた。
「キャンプをする場所は砂漠の真ん中で、ここからジープで1時間くらいのところだよ」
と。
「あ!!!ですよねーーー!!あ〜よかった!」
と胸を撫で下ろしたのも束の間、
そのキャンプまで行くジープツアーの案内が始まった。もちろん有料。
「いやいや、ツアーはいらないんです。直接キャンプ場に行くだけでいいんです!」
「それなら◯◯円かかるよ。」
私・ユイさん:はいーーーー!でた〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
もうヨルダン人への信頼が10から5になったよね。どうしてこう物事がスムーズにいかないんだろうか。昨日の確認はなんだったんだおい。
あの、うちら全部含んでるって聞いてお金も払ってるんです!!ちょっとマネージャーに電話してもらってもいいですか?!!
と不服そうながらもホテルのマネージャーに電話してもらう。
最初に私が事情を説明。
その後しばらく、マネージャーとサルマンさんとの会話は続く。
なんとか話はつき、無料送迎の確定。
もう本当こういうのやめてほしい。
クレームだよクレーム。
しかもなんか、変な空気になったし!!!!
微妙な空気をどうにかするために、、、、
とりあえず奥さん褒めちぎり作戦を遂行することに。
名付けて!新婚さんいらっしゃい大作戦!
いや〜めちゃ綺麗な嫁さん、もらいましたね〜
うらやましっすわ〜
結婚何年目なんです?どこで出会ったの?
てか結婚式の写真とかあったりする?え?あるの!?見せてよ〜!見たい見たい!
あ、飴ちゃん食べます?日本の飴ちゃんなんです〜味はねーパイン!
喜ぶ若妻を見て、 サルマンさんは次第にご機嫌に。
我ながらこの作戦はファインプレイだ!
そりゃ〜自慢の若妻ですからね。
なんてったってまだ、20歳なんですもん!!!
奥さんがまだ高校生の時に目をつけたらしいよサルマンは!(もう呼び捨てだよ!)
いやいや奥さんあなたね、そんなに可愛くって若いのになんでこの小太りで妻子持ちのオッサンなの?って余計なお世話??
そう、サルマンは妻子持ちなのだ。
イスラム教では複数の奥さんをもてるから、一日置きにこの若妻と最初の妻の家を行き来しているらしい。
すげーなサルマン。。。
ここで素朴な疑問を若妻に。
「ヤキモチとかやかないの???」
Why?
I am so beutiful, why i have to be jealous????
なんでこんなに美しい私が嫉妬する必要があるのかしら??
WHY? I AM SO BEAUTIFUL...
WHY? I AM SO BEAUTIFUL...
WHY? I AM SO BEAUTIFUL...
こだまでしょうか?
いいえ、誰でも。
ユイさんと二人で、声を出して床に倒れ込む。
わあああああああああおおおおおおおおお!
うちらリアクション芸人になれますね。笑
これがかの有名な、
アイ・アム・ビューティフル事件。
なんでうちらこんな砂漠の街にまで来てラブラブっぷりをみせつけられたんだろ?
と、ユイさんに言われたのがじわじわ来たw
新婚さんいらっしゃい大作戦は成功したけど、なんか変なダメージくらったわw
キャンプに行くジープの迎えは午後3時からのため、ちょいと休憩させてもらってから我々は外で時間を潰すことに。
新婚さんと同じ空間に居続けるのも、、、なんだかね、、、。
パノラマ撮影したお家。よく考えれば民家にお邪魔は貴重な体験!!
外に出て、とりあえず、、、パン食うべ。
普通に絶景ピクニックやん!!!!
この丸いパン、食べ過ぎて飽きてきた。。。
それから街を散策。これはこれで面白くて、良かった^^
街の商店にて。
カフェもあったよ!
あれ?あんなところにCB!??え、みなさんCB知らんの?
チェーンブロックよ、チェーンブロック。こんなとこで見れるなんて大興奮!!
あー!でも残念!バイタルさんでした!
ここにいた子どもが可愛いい。。。
カメラを撮る私の真似っこかな?^^
長くなったから前編はこんなところで〜!^^
ヨルダンと言えば、ペトラ遺跡よね!part2
1月13日
本日は丸一日ペトラの日!
朝8時前には着くように、前日勝ち取った無料タクシーで出発。
お決まりの、「クレジット使えないよ詐欺」に粘りに粘る。
めんどくさい・やりたくない・よくわからないで平気で嘘ついてきて試そうともしてくれないことがこの国では珍しくない。諦めない心が大切。笑
朝から一戦交えたせいで(ホットシャワーに続いたら二戦目)若干ボルテージが上がりましたが、気をとりなおして中に。
いくぜーーーーーー!
(一応ジャンプしてる)
昼間の宝物殿。下からバージョン。
おおおおお雄大!
すげーなおい。。。
途中でであったモロッコ人4人組がペトラを上から見えるところまで連れてってくれた。
医者・医者・医者・歯医者の何この合コン最強メンバー!みたいな四人組でした。笑
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ペトラで一番行きたかったとこ、、、、!
それは遺跡内にある隠れ家カフェ。
カフェかーい!と思われたかもしれませんが。
ええ、カフェですよ。
このカフェはペトラ内に唯一暮らすベドウィンのモフレおじいちゃんが家の庭でやっているのだ!
気づいて手を振って出迎えてくれたモフレさん。
ここに住んでいたベドウィンたちは、ペトラを世界遺産に登録する際に立ち退きを余儀無くされたのですが、、、
「立ち退きしなきゃいけなかったって聞いたんだけど、じーちゃんはなんでここに住み続けられるのー?」
「国王に直談判しにいったんだよ〜。わっはっは〜」
「ええええええ!すごーーーーい!」
普通に街に家族もいるらしいいんだけど、ここでの暮らしが気楽で良いんだって。
「たまにはあの崖の上で星を見ながら寝るんだよ、わっはっは〜」
と近くのバカ高い崖を指差すモフレじーちゃん。
「あの洞穴で生まれたんだよ〜」とも教えてくれた。
じーちゃんが持ってた2012年度版の地球の歩きかたに、日本人のAYAさんという方の名前と住所が。
数年前に3週間ほど、一人で来て寝泊まりしていたらしい。
「彼女げんきだろうかね〜また来るって言ってったから楽しみにしているよ〜」
「私日本帰ったら捜します!そんでじーちゃん元気でしたって伝えます!!」
「また来るっていってたから、それでいいよ〜。わっはっは〜」
「つぎはここに泊まりなさいな〜。わっはっは〜」
となんともゆったりと心が広いじーちゃんなのであった。
帰り際、おいくらですかと尋ねると、
「お代はいらないよ〜。わっはっは〜」と。
あー。
もう本当にありがたい事ばかりおこる。
本当に嬉しかった。
モフレじーちゃん、元気でね!
わっはっは〜からの偶然撮れた鋭い目つきの一枚。笑
やはりベドウィン!!渋い!!!!
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そして、ペトラ見学後はアマッドさんとペトラの北村一輝がのBBQを催してくれました!!
この日は金曜日で、金土がお休みのヨルダンではよくピクニックやBBQをするらしく、至る所に家族連れの姿がありました。
ローカル体験させてもらえて、本当嬉しいーーーー😭😭💕
それはそれは星空が綺麗で
鶏肉は最高に美味しくって
甘いベドウィンティーも寒空の下だとまた格別で。。。
やっぱり自然の中でのごはん、最高ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
この日も沢山の嬉しい出来事に恵まれて、とっても素敵な忘れられない1日になりました😆✨✨✨
ヨルダンと言えば、ペトラ遺跡よね!part1
1月12日
前日にイスラエルからヨルダンのアンマンに戻ってきて一泊して、
この日は朝からローカルバスを捕まえてペトラへGo!!!!
荷物がでかすぎてお金を取られそうになるが必死に抵抗w
床に置いて決着。いや〜せまい!w
ペトラの町はなんだか素敵だった。
ペトラ遺跡は月・水・木のみ、蝋燭の明かりで遺跡が照らされ、ベドウィン(中東の砂漠の民)の伝統音楽を聴けるとい『ペトラ・ナイト』というものをやっている。
チェックインしてちょっと休憩してペトラまで歩くことに。
途中で坂を下るタクシーにタダでのせてもらっちゃった!やっぱり女二人旅はラッキーがよく起こる。
ペトラにつくと、まだペトラナイトまで時間がだいぶあったので、併設している資料館に。
一緒に写真撮ろうと声をかけてきてくれた兄弟。
美男美女やな〜
この資料館で働いてる??後ろでピースしてるアマッドさんという人がとにかく親切で、資料館を案内してくれた。
ペトラ遺跡はは上から岩を削ってつくられたらしい。
そしてそのあとは従兄弟がやってる入り口付近のお土産屋で遊ばせてくれた。
砂アート挑戦。
ユイさんなかなかうまい!!!
砂を詰めていくのだが、簡単そうで難しい。
ぶさいくなラクダちゃん。
本日の講評。
それから中東の女性がよくしてる、こちら
あらやだ、私じゃないみたい!
あたいも。
現地妻になりました。
私の旦那、誰かに似てると思いません??
そう、彼ですよ彼。
ユイさんも。
マジで巻かれてる時面白すぎた。笑
爆笑wwwwww
アラビアンナーイト!
そして念願のぺトラナイトに。
ペトラナイトは遺跡内で一番有名な宝物殿、エル・カズネでの1時間ほどのキャンドルによるライトアップと楽器演奏。
おおおおおおおお
イカすやんけ店長ーーーーーーーーーー!
とまたも叫びたくなる。
(このネタわかってくれてる人、いるのかな。。。。)
ひゃ〜綺麗だった〜。
ユイさんがとってくれたお気に入り♡
そしてアマッドさん、なんとペトラナイトが終わる時間まで待っててくれて、宿まで送ってくれた😭しかもより道して夜景まで見せてくれて、、、
本当に親切にしてくれました。
なんかいいことばかり起きすぎ!!!
まあ今日もいつものように擦り傷くらいはあったけどね!
ホテルに戻ると明日のペトラまでの無料送迎について、送迎はないよ詐欺。
→ネットにかいてあったろーが!
反論からのタクシーを呼んでもらうことに。もちろん無料。
お湯が出ない
→あと15分後に
→今日は出ない明日6時に
→おい、どないなっとんねん6時半までにどうにかしーや
→念願のお湯!!!!!
聖地よりもねこが気になる。
1月10日
パレスチナからエルサレムに戻ってからはキリストが死刑判決を受けたピラト邸にあったアントニオ要塞から、十字架を担いで歩いたと言われるゴルゴダの丘までの道、”Via Dolorosa”を歩くとこにした。
エルサレムの旧市街の中で14箇所のステージが設けられており、10から最後のステージであるイエスの眠る墓は聖墳墓教会内にある。
パレスチナから戻ったのがもう夕方時近くだったから、
聖墳墓教会だけを次の日に残し、この日は宿に戻ることにした。
夜はどこでご飯を食べようか。。。物価の高いイスラエルに戻ってきてしまった。
レストランを覗いては見るものの、やっぱりお高い。
今夜もサンドイッチかな〜
メニューを見せてもらいながら、明日イスラエルを出国するための国境までのバス代を残すと、やっぱりたりない。
そんなこんなで店先にいるとなんと店主が相談にのってくれて、破格でケバブを出してくれた!!!😭久々の肉に感動。
なんて、なんて優しいのだ、、、
ユイさんといるとよくミラクルが起こる。
「こうやって親切にしてもらったことはいつか誰かに還元しないとだね」
パレスチナからの帰りでもあったからか、ユイさんと平和や人生についての話をした。
「やっぱり人間いつ死ぬかわからないから、やりたいことやろう!
そんで大切な人にはきちんと大切なことつたえよう!!!」
ちょっと恥ずかしいくらいアツくなったは、店主がホットワインを二杯もサービスしてくれたからかもしれない。
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1月11日
この日はとっても清々しいお天気で、すごく気持ちが良かったことを覚えている。
エルサレムではもちろん、イスラム教の第三の聖地である岩のドームにも行った。
正直にいうとね、、
信仰のない自分にとっては、聖地は確かに厳かな雰囲気は感じるけど、それは自分の内面からではなくその場にいる人々に緊張感からである気がする。
だから場所そのものに対しては深い感想をもてなかった。
万人にとっての神聖な場所は必ずしも自分にとってのそれであるわけじゃないという当たり前のことに改めて気が付いた。
わたしの旅をするにもかいたけど、
みんな行ってる有名どころにわざわざ行く必要ないなって、イスラエルに行ってから2ヶ月経った今現在(スペインの端っこの町なう!)、やっと気が付いた。
ちょっと最近の話をすると、わたしの旅のブログを書いてから、チェンマイ・ミャンマーで会ったKENさんが感想の連絡をくれたのをきっかけに少しまた自分の考えが整理された。
”自由や未知を求めて旅に出たはずなのに、なぜかガイドブックに書かれた有名どころやお決まりのルートを辿るという矛盾。”
(やばいこれ、名言っぽい!w)
わたしは貧乏性だから、せっかくここまできたんだから、世界遺産でしょ!?いっとかなきゃ!みたいな部分でわりかし有名どころはおさえてきたんだけど、さほど興味のわかない場所は自分にとってはそんなに重要じゃなかったことに気がついた。だからスペインでは色々スルーしてるw
自分が求めた時がタイミングなんだと思う!
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人間が厳かな雰囲気でいるのに御構いなしでのんびり過ごすねこの方が気になるんだよな〜
バンクシーアートを見にパレスチナへ 追記:2017.04.28
どっちがしっくりきますか?
おそらく後者ではないでしょうか。。。
なぜなら日本はパレスチナを国として認めていないから。
じゃあ自治政府って何!?と思った人!
わたしも思った!!!!!そして調べた!結構真面目に!だけど説明できん!スマン!
3分でわかるイスラエル・パレスチナ問題
5分でわかるイスラエル・パレスチナ問題
小学生でもわかる…
今でもこのブログを書きながら調べてるんだけど、、、
聞いて読んではかろうじて理解。だけど説明できるレベルじゃない。。。
そもそもなんでイスラエルとパレスチナが存在するかっていうことだけに関してなら、
このサイトがイラストでわかりやすいので参考に貼っときます。
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パレスチナに行ったのは、
ユイさんがベツレヘムという町にあるバンクシーアートが見たいと言ったからだ。
バンクシー。。。どっかできいたことあるような。。。
あー!昔アンビリーバボーで見た気がする!!!
バンクシーは正体不明の”覆面芸術家”。
2005年に自分の作品を大英博物館等に無断に展示をしたことで注目を浴び、一部からは、”芸術テロリスト”とも呼ばれている。
社会問題を諷刺する作品を世界各地にゲリラ的に描くという手法をとっており、ここパレスチナのベツレヘムにもバンクシーの作品が点在しているのだ。
バンクシーのキャンバスはイスラエルとパレスチナを隔てる隔離壁。
ベルリンの壁よりも高く、長いその壁は、テロリストのイスラエル侵入を阻止するために「イスラエルの安全確保」の名のもとに2002年に建設が始まったそうです。
実際、壁の建設後に自爆テロの件数が減ったというデータはあるものの、二国の停戦ラインを超えて、イスラエル人専用道路や入植地をつなぐ形で建設されたことにより、パレスチナを飛び地状態にしていると言います。
壁の建設による強制的な家屋の破壊、村の分断。学校、病院、農場といった生活圏へ行くにも道が遮断、点在する検問所。。。
一般の人たちであっても、常に監視の目にさらされているそうです。
分離壁がパレスチナ人の生活を脅かすものであることは明らかであり、国際司法裁判所によって国際法違反勧告があったにも関わらず、いまだに壁の建設は続いているといいます。
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調べれば調べるほど底なしで、きっと表に出ていないこともたくさんあって、
何が真実なのか何が正しいのか、そもそも正しい答えなんてあるのだろうかという思いが頭を巡るけど、バンクシーがここに作品を描いたわけは、ボンヤリとだけどわかったような気がした。
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そしてとってもタイムリーな話題!
なんとこの3月11日にバンクシーがプロデュースしたホテルが、オープンするらしい...!
これから行く人がいれば、ぜひ行って感想を聞かせて欲しい!
追記:2017.04.28
アンマン→死海→イスラエル
本日のスケジュールは
アンマンから死海、からのイスラエル国境越え
(ここまで2人でタクシーチャーター)
イスラエルの国境は2時までしかあいていない。あれ?12時だっけ??
道中の海抜0メートル地点
憧れの死海!アンマンビーチというところ(有料)
イカすやんけ店長ーーーーーー!
って思わず叫びたくなるくらい綺麗だった。後ろの山!最高!
がしかし、風やば!!!!!!!
ぷかぷか優雅に浮いている場合ではない。
とにかく寒すぎてやばかった。
日本海の荒波に立ち向かうイメージ!!!!
ヨルダン人も今日入ったの!?ってびっくりしてたわw
きょんちゃんに寸胴おばけと言われたから最近筋トレはじめた。
泥パックで遊ぶ。
これは二人で銅像を意識したやつww
あと二人で海でひたすら泥を洗い流すっていうマニアックな動画あるんだけど、需要あるかな?w
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それからイスラエルの国境へ向かう。
キング・フセイン橋というところだ。
ヨルダンからイスラエルにいくにはキングフセイン橋を目指せばよい!
2ヶ月前のことで記憶が薄れてるんだけど、、、、
ヨルダン出国(出国税かかる)→橋を渡る(専用バスのみ。誘導される。もちろん有料。800円くらい。ヨルダンのお金で払える)→イスラエル入国
という流れで、特に難しいことはなかった!
イスラエル入国はなかなか厄介だと聞いていたんだけど、
日本人の女の子2人って、危険な臭いゼロなのか、
ジャパニーズ?サイトシーン??
オッケーオッケー!
と拍子抜けするほど簡単に国境を通過させてくれた。
入国すると近くに都市別のバスターミナルがあった。
エルサレム行きのバスを捕まえて、出発。
エルサレムは想像と違ってめっちゃ近代的だった!
路面電車通ってた。
でもエルサレムの旧市街内のアラブ系の男性が今までで一番しつこい感だった。
お茶にさそってきたり、デートに誘ってきたり、結婚しようと言ってきたり、
冗談といえども全然笑えなかった。
もしこの状況を見かけた友人がいたら、
「リョウコ、目が全然笑ってなかったよ。
てゆーか死んだ魚の目してたよ。
アンタ、生きのいいハマチ以上の女になって日本に帰ってくるんじゃなかったけ!?」
と言われそうなくらいだ。
そして、距離が近い。
私のパーソナルスペースに入らないでくれ。
円発動すっぞ。
しつこいw
イスラエルは物価が高くてびっくり!
ヨルダンの倍以上する!衝撃すぎて心が荒んでいく。w
お水1Lですら300円とか!!!!!!!
宿代も高くてびっくり。なんとか値切ってもドミトリーで一泊2000円とか。。。
世知辛いぜ。。。
この日はとりあえず旧市街の中をぶらついて、ユダヤ教徒にとっての聖地である嘆きの壁に行った。
エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地が集まる場所だ。
ここにどれほどの人が思いを寄せてるんだろか。
無関係な私たちがお金があるだけで来れてしまうのって、なんかすごいことですよねっていう話をユイさんとした。
信仰について考えざる得ない場所にきたけど、全然追っつかない。
宿に戻ると、宿のおやっさんと雑談。
ハーブティーとパンをご馳走になる。
おやっさんはヨルダンのパスポートをもっていて、出稼ぎ中らしい。
おやっさんが目の前のパソコンで何かを調べ始める。
見せてきたのは、パレスチナ人の少年がイスラエル軍に暴行される姿だった。
これはニュースには出ない、この国の事実だと。
イスラエル・パレスチナが抱える問題を全くわかっていない私は返す言葉がなかった。