ボリビアのバスターミナルにスマホ忘れた話。ボリビア日記⑧
めでたくオキナワ村にて28歳の誕生日を迎え、乗合いタクシーで向かう先はサンファン移住区。前回ブログはこちら↓
サンファンは、九州出身の移住者の多い日本人移住者の入植地で、1955年に製糖業(サトウキビ栽培と砂糖作る)を興すためにはじまったんだって!
シゲさんの紹介でサンファンの小学校を見せてもらったり、資料館に行ったりとで1日を過ごした。オキナワロスが激しすぎて写真を全然とっていないことが発覚。何してんねん自分。唯一の記憶は宿泊先の米倉さんのお母さんがバス乗る前に手作りの揚げ饅頭が最高に美味しかったこと。。。
2017/8/29
いよいよ旅も終盤!30カ国目のパラグアイに移動だ!
サンタ・クルスから夜行バスでパラグアイのアスンシオンへ向かう。🚌
久々の長距離バス。バスターミナルは人がごった返し、当たり前だけど周りにボリビア人しかいない。チェックインをしにバス乗り場へと向かう。チェックインするまでは毎回、自分のチケットが正しいかどうかが不安になる。
チケットを見せたら、従業員の待合スペース的なところの案内されて、椅子に座らせてくれた。すかさずコンセントを見つけてスマホを充電させてもらう。
案内してくれた従業員とみられるボリビア人のおっちゃんは🧔🏽「ハポン!」(日本)と言ってやたら話しかけてくる。🧔🏽⚽️「ハポン!ナカタ〜!⚽️」の繰り返し。笑 愛想笑いもそろそろ疲れてきたぞと思っていると、おっちゃんがバスターミナルの使用税を払う必要があるというジェスチャーとグーグル翻訳を見せてきた。
👩🏻「わー!出た出たターミナル税!それ絶対ポケットに入るやつじゃん!てゆーかボリビアのお金、もう綺麗さっぱり使いきちゃったからないよ!🙅🏻♀️」
と、渾身のジェスチャーで伝えた(つもり)
するとおっちゃんは席を立って、しばらくすると1枚の紙切れをくれた。
🧔🏽⚽️「税金は俺が払っといたよ」(と言ってくれたような気がする)
👩🏻「え!ワイロじゃないの?よくわからないけどありがとう!」
バスに乗る時間になったらしく、案内され列を作っている係の人が先ほどおっちゃんがくれた紙を回収しているではないか!
👩🏻(ええええ!まじか!ワイロとか言ってごめん!本当にありがとう!)
「おっちゃんありがとーーー!」と手を降って、バスまで少し歩き、無事に自席につき出発を待っていた。
👩🏻(いや〜。ナカタナカタうるさいとか思って本当ごめんだわ〜。めちゃくちゃ親切な人だったな〜)
そしてふと窓の外に目をやると、ナカタのおっちゃんの姿が!!🧔🏽⚽️
そして手にはなんとサッカーボール⚽️ではなく私のスマホ📱!!!!!
🧔🏽📱「お〜い!忘れてるぞーーーーー!」
👩🏻「わーーーーー!!充電したままだったーーーーーーーー!!!!」
勝手に充電して税金はワイロと疑った挙句に払ってもらい、さらには忘れ物を届けてもらうという暴挙。。。
もうおっちゃんに頭があがりません。🙏🏻💦💦
南米は危険、怖いというイメージが強く、確かにそういう場所が存在するのは事実だけど、全部が全部、みんながみんなそういうわけじゃないことを身を以て経験させてもらいました。
本当にいいおっちゃんだったな〜🧔🏽
最初から最後まで、ボリビア人の優しさに支えられた滞在となりました。今日もお読みいただきありがとうございます!
つづく