全部砂のせいだ!前編
話は遡って1月14日。
まだヨルダンですよ、中東の!
え、もう大分昔の話、、、、!!!!
(リアルタイムはヨーロッパのチェコに来てます!!と言ってるうちにポーランドに到着しました。ヨーロッパは大分駆け足。)
ヨルダンに行くにあたってやりたかったことが3つ。
1、死海でプカプカ
2、ペトラ遺跡に行く
3、ワディ・ラムでキャンプ!
ワディ・ラムとは、ヨルダン南部に位置する、でーーーーーーーっかい岩がたくさんの砂漠地帯。2011年にはワディ・ラム保護区として世界遺産にも登録!
そして、そのワディラムでキャンプ体験ができるとい話を聞いてから思いを馳せていたのであーる!
ここねここ!
きちんと情報提供されているツアーはびっくりするほど高い。お金をかければ大抵のことはスムーズにいくけれど、バックパッカーはそうは行かない!少ない情報をたよりに最安のプランを見つけるのも楽しみの一つ!なんだけれでも今回は中々大変でした。。。
紆余曲折経て、
最終的にはペトラで泊まっていたホテルのマネージャーが紹介してきた、
同系列の”サルマンホテル”というキャンプサイトに行くことに。
この時、私のヨルダン人に対する信頼度は10パーセントくらいになってたから、とりあえず話をきっちり詰める。先払いだというからには尚更だ。
何が含まれていて、何が含まれていないのか、公共バスの乗り方から、次の目的地であるアカバまでの行き方を全て確認!!
そして、一切の追加料金が無いことを念押しで確認。(紆余曲折の原因は後から言われた追加料金だったため)
「何かあったら電話してくれれば大丈夫。」というマネージャーの言葉と簡単に作成された領収書を信じ、次の日の早朝にいざ出発。出がけにバスの運転手にもサルマンホテルまでと話しをしてくれていたし、まあ大丈夫でしょう!
このワディラムキャンプは保護区域のため、入場料が必要。
だけど昨晩の話し合いで入場料も費用に含まれていることは何度も確認している。
だから払う必要はないんだけど、キャンプの入り口でバスが停まると外にいたヨルダン人たちがバスの中に押し寄せ、入場料を払えと言われる。
いや払う必要ないから。
と言っても、払えと言われる。
いやだからうちら前払いしてるから。
と言っても、払えと言われる。
いやもううるせーよ!知ってるよ!こっちは払ってんだよ!!!!
と、軽く一戦交えて終了。
やはりヨルダンは、一筋縄でいかない。。。
ユイさんと顔を合わせ
「これはまだ。。何かあるな。。。」と。
ペトラから同じバスでキャンプまできた人たちが続々とホテルの迎えで降りていく。
朝運転手にはサルマンホテルへと言ってあるから大丈夫、、、なはずなんだけど。。。。
ーーーーーーーサルマン詐欺!??ーーーーーーーー
バスが泊まったところに一人の男性の姿が。
サルマンさんですか!?
そうですよーー
あー!よかった〜〜〜〜!!!
一安心!杞憂だったねユイさん!
と彼についていく。
そしてたどり着いた先は、、、、
なんと普通の民家。
え!?砂漠じゃなくて民家じゃん!ここに泊んの!???w
砂漠でキャンプを想像していたのに、砂漠の入り口の村でのホームステイかよ!w
やっぱりなんかあると思ってたんだよ〜w が現実になったw
サルマンさんは推定42、3歳。小太りのアラブ人男性。
家で出迎えてくれたのがなんともお綺麗な若い奥様だったからびっくり仰天。
残念ながら写真撮影はNG、、、
サルマンさんと並ぶと本当にね、エマワトソンも納得の美女と野獣!!!!!!
そして、
若妻がお茶を淹れてくれる。
美しい若妻に興奮して一瞬忘れてたけど、ここにホームステイするわけ、、、ないよね?
あの〜サルマンさん、うちら◯◯さんのホテルに泊まってて〜
こちらを紹介されたんですけど〜〜。。。あの、砂漠内でのキャンプって聞いてたんですけどもいやはや。
おっけーおっけーと彼は何やら砂漠の地図を出してきた。
「キャンプをする場所は砂漠の真ん中で、ここからジープで1時間くらいのところだよ」
と。
「あ!!!ですよねーーー!!あ〜よかった!」
と胸を撫で下ろしたのも束の間、
そのキャンプまで行くジープツアーの案内が始まった。もちろん有料。
「いやいや、ツアーはいらないんです。直接キャンプ場に行くだけでいいんです!」
「それなら◯◯円かかるよ。」
私・ユイさん:はいーーーー!でた〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
もうヨルダン人への信頼が10から5になったよね。どうしてこう物事がスムーズにいかないんだろうか。昨日の確認はなんだったんだおい。
あの、うちら全部含んでるって聞いてお金も払ってるんです!!ちょっとマネージャーに電話してもらってもいいですか?!!
と不服そうながらもホテルのマネージャーに電話してもらう。
最初に私が事情を説明。
その後しばらく、マネージャーとサルマンさんとの会話は続く。
なんとか話はつき、無料送迎の確定。
もう本当こういうのやめてほしい。
クレームだよクレーム。
しかもなんか、変な空気になったし!!!!
微妙な空気をどうにかするために、、、、
とりあえず奥さん褒めちぎり作戦を遂行することに。
名付けて!新婚さんいらっしゃい大作戦!
いや〜めちゃ綺麗な嫁さん、もらいましたね〜
うらやましっすわ〜
結婚何年目なんです?どこで出会ったの?
てか結婚式の写真とかあったりする?え?あるの!?見せてよ〜!見たい見たい!
あ、飴ちゃん食べます?日本の飴ちゃんなんです〜味はねーパイン!
喜ぶ若妻を見て、 サルマンさんは次第にご機嫌に。
我ながらこの作戦はファインプレイだ!
そりゃ〜自慢の若妻ですからね。
なんてったってまだ、20歳なんですもん!!!
奥さんがまだ高校生の時に目をつけたらしいよサルマンは!(もう呼び捨てだよ!)
いやいや奥さんあなたね、そんなに可愛くって若いのになんでこの小太りで妻子持ちのオッサンなの?って余計なお世話??
そう、サルマンは妻子持ちなのだ。
イスラム教では複数の奥さんをもてるから、一日置きにこの若妻と最初の妻の家を行き来しているらしい。
すげーなサルマン。。。
ここで素朴な疑問を若妻に。
「ヤキモチとかやかないの???」
Why?
I am so beutiful, why i have to be jealous????
なんでこんなに美しい私が嫉妬する必要があるのかしら??
WHY? I AM SO BEAUTIFUL...
WHY? I AM SO BEAUTIFUL...
WHY? I AM SO BEAUTIFUL...
こだまでしょうか?
いいえ、誰でも。
ユイさんと二人で、声を出して床に倒れ込む。
わあああああああああおおおおおおおおお!
うちらリアクション芸人になれますね。笑
これがかの有名な、
アイ・アム・ビューティフル事件。
なんでうちらこんな砂漠の街にまで来てラブラブっぷりをみせつけられたんだろ?
と、ユイさんに言われたのがじわじわ来たw
新婚さんいらっしゃい大作戦は成功したけど、なんか変なダメージくらったわw
キャンプに行くジープの迎えは午後3時からのため、ちょいと休憩させてもらってから我々は外で時間を潰すことに。
新婚さんと同じ空間に居続けるのも、、、なんだかね、、、。
パノラマ撮影したお家。よく考えれば民家にお邪魔は貴重な体験!!
外に出て、とりあえず、、、パン食うべ。
普通に絶景ピクニックやん!!!!
この丸いパン、食べ過ぎて飽きてきた。。。
それから街を散策。これはこれで面白くて、良かった^^
街の商店にて。
カフェもあったよ!
あれ?あんなところにCB!??え、みなさんCB知らんの?
チェーンブロックよ、チェーンブロック。こんなとこで見れるなんて大興奮!!
あー!でも残念!バイタルさんでした!
ここにいた子どもが可愛いい。。。
カメラを撮る私の真似っこかな?^^
長くなったから前編はこんなところで〜!^^