【スペイン巡礼2017/03】Sharing is caring
先日、憧れの山川咲さんの個展、「うまれる」に独身貴族予備軍軍曹TSUKURUと行ってきました、りょんりょんどす。
「うまれる」は、長女の英ちゃんがお腹に宿る少し前から今日までの日々を写真と文章で綴った素晴らしい展示でした。
太陽のように明るい笑顔の裏で想像できないほどの苦しみ、葛藤があったこと。
それを救った、小さな小さな大きないのち。
「やっぱり、人生は素晴らしい」あたらしい山川咲、はじまる。 | 株式会社CRAZY(株式会社クレイジー) | CRAZY,Inc.
与える喜びを噛み締め、生きることを楽しみ、毎日新しくうまれたい。そんな風な、爽やかに前向きなパワーをもらいました。
ブログはまだまだスペイン巡礼!
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3/9 (巡礼3日目)
おおおお体がかるい!!
昨晩アメリカ横断計画の話をしたからか、朝からトムさんにいつでもおいでといって住所を書いた紙をを手渡された。うれしいな〜。
アルベルゲのおばあちゃんからは別れ際に熱い抱擁をうけ泣きそうになる。うれしいな〜。
アルベルゲを後にして外に出ればスペインの見渡す限りの大草原が朝の光に照らされている。
朝はやっぱりきもちがよい!
散歩中のご機嫌なセニョールと会う。
こーゆー、日々の中の幸せな瞬間というか、happyオーラが出てる瞬間を写真に収めたいんだよな〜。このご機嫌なセニョールだけでなく、カミーノの道中で出会う地元の人たちはみんな素敵。そしてみんなパン持ってる。
「カミーノかい?」
「1人で?」
「ブエンカミーノ!!」
「次の町まではあと3時間だよ!」
と、教えてくれたり。
景色が最高でまた叫んだ。叫ぶの最高。
写真は通過した町
今日の目的地、エストリアまで最後の3キロが遠かったぜーーーー😭
アルベルゲに17時には到着。ほぼほぼ最後の方。この日のアルベルゲはなんと6ユーロ!!しかも綺麗!キッチン付き!!!とゆーことで買い物行くか!
アルベルゲから出ると、スタート地点で会った韓国人のソンフンがーーーーー!!!!
お互いびっくりして嬉しくて大興奮!!!うれしい偶然とは本当にこーゆーこと。
巡礼仲間との再会がすごーーーーうれしいのだよ。
買い物を済ませて料理しようとしていると、ソンフンがこれ食べなよ!とお肉くれたり、ドイツ人大学生のマーティンと一緒に作ったと思われるクスクスやらをもらったりでお腹がいっぱいになってった。
アルベルゲのキッチンにある、長いダイニングテーブルを囲っていたみんな、「食べな食べなー!」って、作った料理とかワインとかをすすめてくれて、すっごくうれしかった。
sharing is caring
タイトルにもした、この"sharing is caring"という言葉は留学中に教えてもらった言葉。多分おやつとかもらった時に「ありがとー!」というと、「sharing is caringだからねー^^」みたいなシチュエーションだった気がするんだけど、それ以来この言葉がとても気に入っている。「分かち合うことは思いやること」。
巡礼中に出会う人たちは本当に、シェアというか、与える心がでっかい。でもこの時の私は自分のことでいっぱいいっぱい。体力的にもそうだし、節約しなきゃー!って思いすぎて心まで貧しくなってたかもしれない。それじゃあかんね。
でもでも、与える余裕があるときに与えればよいのかな。
だからつまり、心に余裕を持ちたいのだ。
誰かに何かを与えるにはすごくエネルギーがいることだと思う。自分に余裕がないと、人は人に優しくできないから。少なくとも私の場合は。それは物質的な余裕よりも、精神的なそれの方が大きいと思う。
ただ、物質的に貧しいと精神的余裕を簡単に奪われるのも事実。だって生まれた時から便利な生活ができてモノが満ち足りている状態でスタートするから、それらがなくなったりでかにくなったりすると、どうしてもマイナスに感じてしまうんだよな〜。
そんなことを考えながら、また次の日も歩きつづける。
心ゆたかに、周りにいる大切な人達にエネルギーを与えられる人間になりたいな。