ガーナ体験記:その2
ガーナ:2/5-2/12
ガーナ体験記:その2
事前にガーナで何したい?と聞いてくれたサキ先輩。
私のガーナ体験その2!を書くぜーい
イクティーこと、生田先生に会いに行く!
クマシと首都のアクラの間のピン指してるところが、サキ先輩の住んでいるンサワン。
グーグルだとサワンだけど、確かにNsawanでンサワン。今度しりとりする時は奥の手として使おう。
クマシという町にはサキ先輩のJICA同期、生田先生が住んでいて、突撃お宅訪問をさせてもらうことに。イクタティーチャーだから、イクティーの愛称で親しまれてる生田先生は中も外もすごく若々しくて、「お兄さんみたいな感じの人」って先輩が言ってた通りの人だった。突撃隣の晩御飯!ではカレーと、愛知出身ならではの味噌田楽をご馳走になった。ちなみに私が愛知県民にあった時は必ず、「ナカモのつけてみそ♪かけてみそ♪」の歌を披露して距離を縮めようと試みている。これは愛知県在住のニカワさんという、いつもポジティブな言葉をかけをくれる、私にとって幸運の女神みたいな友達から伝授してもらった。
もちろん今回も、一気に心の距離を縮めることに成功した。(と思っている。)
JICAでは、青年海外協力隊とは別に、専門性を持つ経験豊富なシニア海外ボランティアも募集していて、生田先生はクマシにある教員養成の女子大で理科の授業を教えている。物資の少ないガーナでは、実験室そのものがなかったりで講義が中心の授業がほとんどなそうなんだけど、身近な材料を使って工夫すれば楽しい実験の授業ができる!ということを未来のガーナの先生たちに、実験を中心とした授業を通して教えているそうだ。
残念ながら訪問時はテスト期間中のため、授業は見れなかったんだけど、いつもFB越しに実験の様子を拝見させてもらっている。私も楽しい実験の授業を受けていたら今頃理系女になれてたかもしれない。。。!
唐突だけど、実は私、元々教員志望。
(中高英語の教員免許持ってるんだぜー!いえーい!根は真面目キャラを裏付ける事実ですな。
どこをどうして今パナマにいるかは飲みの席ででも聞いてくれ!)
そのため教育関連の話題は今でもすごーくとっても興味がある。派遣前までは日本の中学校の先生だった生田先生から 日本の学校で起こっていること、ガーナの教育事情などをたくさん聞くことができて、すごくすごく勉強になった。今すぐってわけじゃないけど、教育に携わる仕事はいつか就いてみたいなと思ってる。
西アフリカ最大のマーケット
次の日は生田先生にクマシのマーケットに連れていってもらった。このマーケットは西アフリカ最大規模。とにかくデカかった!そして活気というのか、カオスな感じが凄まじかった。この雑多でエネルギーに溢れている感じ。緊張感を持ち続けないとリヤカーに轢かれるかもという恐怖。旅してる!っておもう!
ごちゃごちゃ。これはほんの一部。
ガーナ全体、特にクマシでは、まだまだ土着信仰も根強く、"呪い"グッズのお店なんかもあったから面白い。猿の頭の骨とかよくわからないけど不気味なもん売ってた。にしても頭にそんなに重いもののせて、、、すごいよなあ。
こちら生田先生^^クマシの町に負けないくらい、エネルギッシュ!
「コーンローにしたいんだよね〜」って言ってたこの時から数ヶ月後にFBみたらホントにコーンローになっててびっくり。笑
私の大好物:プランテーン
主食バナナって言われてて、日本ではあんまり見かけないかも。基本は生で食べるんじゃなくて、焼いたり煮たり揚げたりする。アフリカや中南米ではよく見かける。初めて食べたのは高校生の時、両親がナイジェリア人の日本生まれオムちゃんが学校に持ってきてくれた。お芋みたいで美味しかったっていう記憶。その次にプランテーンと再会したのは確か留学中に遊びに行ったマイアミ。カリブ海に面しているからカリブ料理のレストランが多くて、やっぱりこのプランテーンという食べ物、マジで美味しいって再確認した。その他の料理もめちゃくちゃ美味しくて、カリビアンレストランを日本で必死に探したんだけど見つからず。。。
どなたか日本でカリビアン料理が食べられるレストランを知っていたら教えてください!!てゆーか一緒にいこ?
プランテーンはね、青い状態で調理するとお芋みたいな感じなんだけど、熟した後に加熱すると酸味と甘みが絶妙なんだよこれが!!!!ガーナでは素焼きを道で売ってるから、見つけるたびに買って食べてた。今現在パナマでも、八百屋で買ってきて食べてる。マジで最高。
道路で物を売る人たち
道路には様々な商品をぶら下げた商人たちがスタンバイしていて、赤信号で車が止まると近寄ってきて物を売ろうとしてくる。前回ブログのメイドインガーナのチョコもそれで買った。お菓子とかはわかるけど、、、、
ルービックキューブって、需要ある?
信号待ちしてる時にルービックキューブ買う人っている?
ガーナで一番感動したこと。
ガーナ滞在中、先輩と同じくらいお世話になったのが、先輩の彼氏。至れり尽くせり、何から何までありがとうございます!って感じだった。しかも超絶素敵な方で、色々詳細を書きたいんだけど、某企業にお勤めのため個人が特定されるとまずいかもなので書きたくても書けなくてウズウズしてる。なのでここでは名前も先輩の彼氏、略してセンカレさんと書かせてもらうことにする。
ガーナで働くセンカレさんはバリバリのビジネスマンで、私の素朴な疑問に丁寧にとってもわかりやすく答えてくれた。しかも先輩のことをめちゃめちゃ愛してるのがひしひしと伝わる。思わずバスケ部同期のまいぽんにセンカレさんの素晴らしさをラインした。笑
土曜日の昼間、先輩は会議があったため、センカレさんがガーナの国立公園に連れて言ってくれた。
鷲のマークの大正製薬風なのは私だけで、公園職員さんは超余裕そうなのが伝わるだろうか。
そして登った先には絶景!
公園職員さんと!
そして、どうしてもここ、ガーナでやりたかったのがコレ。ムービーみてね!
ガーナでガーナ人と"ニャホニャホタマクロー"を歌うこと。夢が叶った!😂
サキ先輩を始め、先輩の彼氏さん、生田先生、イマニエル兄さんにホストマザー、義肢装具センターの職場の方々に本当によくしてもらってなんとも贅沢なガーナ旅になった。本当に感謝しきれない。
そして、高校生以来会ってなかった先輩と再会し、アツい話ができたことがとても嬉しかった。そして先輩は「真新しい出会いよりも古い出会いが再開した時の方が嬉しいかも!」というとっても共感できる嬉しい言葉をくれた。これもまた旅がくれた宝物。
そして、最高に贅沢でたのしかったガーナ滞在で、これ以上感動することある?ってあるんかーい!的な一番感動したことは最後の最後にやってきた。
センカレさんに、
「本当に本当によくしてもらって、ありがとうございました!」
って感謝を伝えると、
「こちらこそ、リョウコさんのおかげで普段見れないサキさんの先輩としても一面を見ることができました。ありがとうございます。」
って。
本当に相手のことを想っていないと出ない言葉だとおもう。こういう、人と人との心の深いところでの繋がりを垣間見る度に、やっぱり人生って最高にステキだ!って素直におもう。そして、”大切な人を大切にして生きる人生”が最も価値があって尊いものだという想いが確信になっていく。
人として尊敬できる、愛溢れるとってもとっても素敵な2人にはこれからも末永く幸せでいてほしい。