りょん日記

世界一周、はじめました!くう〜。

【スペイン巡礼2017/03】やっぱり自分は頑固だと自覚した日

【スペイン巡礼】

2017/03/06ー04/03

 

これからしばらくはスペイン巡礼についてブログを書いていこうと思うので、ちょこちょこ基本情報も書いておこうと思います。スペイン巡礼【カミーノ・デ・サンティアゴは前回ブログで少し触れさせてもらったように、キリスト教聖地巡礼です。

 

ryoko828m.hatenablog.com

 

サンティアゴまでの巡礼路はいくつかあるのですが、巡礼路そのものが世界遺産に登録されている「フランス人の道」を歩くことにしました。このフランス人の道は、スペインの国境付近にある「サンジャンピエドポー」という街(フランス)からスタートします。サンティアゴまでは約780km!!!日本でいうと東京ー広島間くらいです。

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CAMINO | 日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

 

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さてここでクエスチョンです。
世界には道そのものが世界遺産に登録されている道があります。
1つはこのフランス人の道(サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路)


もう1つはどこでしょーう!!!

正解は!

 

日本の!

 

和歌山の!

 

熊野古道ーーーーー!!!

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ということで、まずはマドリードからフランスのサンジャンピエドポーまで行かねば!とバスを乗り継いで行くわけですが、、、

なんとこの日はバスがロンセスバージェスという街までしかいきませんでした。

ロンセスバージェスはサンジャンピエドポーから約28km離れている、巡礼路沿いの町であり、サンジャンピエドポーからスタートした巡礼者(ピルグリム)のほとんどが初日に泊まる町です。とりあえずは今日はここに泊まるしかないなと。巡礼は基本的にはどこからでもはじめることができるので、ロンセスバレスの「アルベルゲ」で巡礼者登録をしました。

 

「アルベルゲ」と呼ばれる巡礼者向けの宿が有ります。二段ベッドがズラーッと。中にはキッチンがある場所や、普通のユースホステルと変わらない場所から、教会の敷地内にあったりと様々ですが、平均して10ユーロくらいで泊まることができます。(中には寄付だけで運営しているアルベルゲも)

 

ということでこっからは2017/03/04に書いた日記を元に書いていこうかと思います。

予想外にロンセスバージェスのアルベルゲに泊まることになってしまい、二段ベッドの上で、今日ここまで歩いてきた人たちの声が聞こえる中、パソコンでこの日記を書いたのが思い出さられる。

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 ロンセスバージェスは雪が降ってました。

 

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やっぱり私は頑固な性格で納得ができないとなんどもやり直すんだな〜


マドリードからパンプローナに。
その足でロンゼスバージェスにきた。
ここはもう巡礼のルートに乗っかているから巡礼者もいるしアルベルケもある。

 

「こっからフランス人の道のスタートと言われるサンジャンピエドポーまで行きたいのだけど」

そう言うと、受付の女性はここからのスタートを勧めてきた

「雪が降っているから。ここからスタートすべきよ。山道は危険だから」

 

「そっか~残念。そうね。そうしようかな。」

サンジャンピエドポーからロンセスバージェスロンセスバージェスまではピレネー山脈を超えなければならず、強風のために転落し命を落とす巡礼者もいる。加えて外は雪が降っていたので、私はこの無愛想な受付の女性の話にその場では妙に納得をしてしまった。

巡礼者登録を済ませてから部屋へ案内される。部屋といっても本当に簡単なスペースに二段ベットが6台くらいあるような感じだった。

 

私はベットに寝袋を敷いてから自分の心のの引っ掛かりについて考えることにした。

 

スタートが自分の心の準備より先にきてしまった。

でもなんとなくモヤモヤがする。

はたして私は780km先を歩き終わった際に達成感を味わえるのだろうか。

最初の28km。ピレネー山脈越えはこの巡礼路で最も過酷とも言われている。

それを越えずして、巡礼をしたと言えるのか。

巡礼のルールは人それぞれだ。どこから始めてもいい。

だからこそ自分が納得することが大切なのだと思う。

わたしの巡礼なのだから 、わたしが納得する巡礼をすべきだ。


受付に戻ると、ここからのスタートを進めた女性は予想に反して無愛想であった。
(てっきり応援してくれるものだとおもったんだけど。。。)

「サンジャンピエドポーへは、タクシーか、歩いていくしかないわね。」と。
そっけない女性の態度から、まだ歩き始めてもいないひよっこのわたしを見下されているように感じた。

とりあえずアルベルゲの隣のバーでタクシーを呼べるそうなので、情報収取に向かう。

バーのお兄さんは親身に話を聞いてくれた。


「ここからのタクシーは45ユーロくらい。
8時からお店をあけるから、くればタクシーを呼ぶよ」

 

45ユーロ。。。ぶっちゃけ高い!
バスはあるそうだけど、明日は日曜日。ここにもう一泊して月曜まで待つか。
バーはホテル経営もしてるけど、50ユーロというバックパッカーには贅沢過ぎる宿だ。例え宿代が高いここヨーロッパでも3日はとまれる。悩んでいる私を察してくれ、お兄さんはアルベルケにはもう一泊できないか電話をしてくれた。

 

戻ってきたお兄さんは

「アルベルケは連泊できないよ。だから君はここからはじめるべきだと思うよ」
「サンジャンピエドポーもここも同じだよ!巡礼者の半分はここからスタートするんだから!!」

と。おそらく話し相手は受付の女性だなと思った。

 

でもこれを聞いてはっきりした。やっぱり私はサンジャンピエドポーからじゃないと始められない。

お金をかけたって、時間をかけたって、多少危険な思いをしたって最高の巡礼をしたい。780kmを歩き終わった時、今よりも強い自分になっていたいから。少しでも自分に自信を持っていたいから。自分の心が納得する方を選ぼう。

まさか初っ端から巡礼に対する思いを試されるだなんて驚いたけど、こういった自分の本当に欲しているものが何かを確かめさせてくれるような出来事がたまに起こると一度立ち止まらせてくれるからありがたい。

 

よーし!明日は意地でもサンジャンピエドポーに行こう!