全てのマイノリティに勇気を与えるロサンゼルス、Go For Broke National Education Center
2017年5月5日
アメリカ上陸3日目。
今日は荷物を全部持って移動。
昼酒からの終電メトロという怒涛の一日が明け、天気は晴れ。
ロスの5月は過ごしやすくて気持ちがいい。
「また同じ時間になー!」という別れ際のトマさんの言葉を信じて再びリトル東京へ。
途中に入った金物屋さん。日本の古いものがたくさん置いてあっておもしろい。
お店の人と世間話をして、昨日ぶりの日本村プラザに向かう。
昨日と同じ、パン屋さんの前についた。
みんなの姿はなかった。
レストランにも行ったけど、トマさん達はいなかった。
でも不思議と嫌な感じはしなくて、
あのいたずらっぽいお爺ちゃんに、からかわれたのかもと思うとクスリと笑えてくる。
なんだかとっても穏やかな気持ち。
のんびりしてて、綺麗で。
さて、1時間弱まったし、いーか!と思って、昨日行きそびれた442ndのモニュメントへ。
442ndについてはこちらのブログにまとめてあります↓
モニュメントで手を合わせ、お昼はせっかくだしラーメンでも食べようかなー!と思っていたところ!
ななななななんと!!!
まさかのgo for broke study center やないかーい!
(外観の写真を撮り損ねたのでリンク貼っておきます)
こんなものができているなんて知らなかった。
聞くと、半年前にオープンしたばかりだという。私の永遠のヒーローである、442ndのことを学ぶことができる施設だ。
これは私の中でthe best of museumに認定したい。
学べるし、楽しみながら考えさせてくれる、最高に素晴らしい展示だった。
とにかく仕掛け満載。細部までのこだわりがすごい。
これは全てタッチパネルになっていて、登録されているJapanese Americansのライフストーリーを見ることができる。
トランクをイメージかな?ポップでレトロなロゴも素敵。
音と映像満載で、資料館あるあるの”読み疲れ”の心配もない。
実際に、当時日系アメリカ人が強制収容所内でされた質問を投げかけられる。
左:アメリカ軍に志願します。
右:アメリカ軍に志願しません。
試しに、”志願しません”を選ぶと、、、、、
他の方法でアメリカ人としての忠誠を証明できますか??
この結果に対する準備はできていますか? と。
自分だったらどうするのか?を考えさせられる仕組みも満載。
こちらは、freedom is more important than safety(自由は安全よりも大切だ)に対して、自分の意見に合致する色のリボン、「とても賛成・賛成・反対・とっても反対」を投票していく。
地元小学生が社会見学に来ていた。
このメディアメーカーというのは、資料の中から自分で映像、写真、音など選んで組み合わせてオリジナルの動画の作成ができる。そしてメールで送ってくれる。
移動時間が迫っていたし、中々ゆっくり見れなかったのだけど、本当に素晴らしい施設だった!資料館って、どうしても堅苦しくて、興味はあるけど疲れちゃう、、、みたいなことが多いと思うんだけど、ここは本当に最新技術を駆使して、エンタメ性満載の素晴らしい資料館だった。次の世代に伝えて行きたいストーリーこそ、こういった形で残されていくべきだなと思った。
これはね、本気で行ってほしい!!
英語わからなくても、日系アメリカ人の歴史に興味がなくて、資料館として見る価値が十分にあると思う。
もちろん、私は最高に楽しかった!!最高の展示だった。また行きたい!
そして、出口付近には442ndだけでなく、多様なマイノリティの人々の声が展示されていた。それらが442ndの歴史を学ぶ意味を語りかける。
自分は自分でしかなくて、
自分自身であることを、力強く勇気づけてくれる。
442ndは、 全てのマイノリティーに勇気を与える存在。
本当にヒーローなんだよな。
だからやっぱり、彼らは私にとって永遠のヒーローだ。
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なななななんと現在ランキング1位!😳
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