りょん is BACK ! ただいまニッポン!
りょんきちが〜
福岡に〜
帰って〜
く〜る〜〜〜〜!!!
ブログの方は3月のスペイン、カミーノ編で止まっておりますが、
私自身は先日9月12日に韓国釜山よりフェリーで福岡は博多に到着し、無事に日本に帰ってまいりました!!!!韓国に寄ったのはスペインで出会った韓国人の友達に会いに。無事に再会を果たし素敵な旅の締めくくりとなりました。その話はまたいつか^^
去年の11月12日に成田を出発し、
そこから丸10ヶ月、304日、32カ国の旅が終わりました。
久しぶりのジャパン。吉野家納豆牛小鉢定食ご飯大盛り最高。
10ヶ月の大冒険はとっても、とーーーーーーーーーっても!楽しかった!
とても一言では表せないけど、「一言で表すと?」の質問に答えられるようにこっそり準備しておきます。
旅先では素晴らしい出会い、そして嬉しい再会があり、縁と運に恵まれた最高の旅になりました!そして贅沢なことに、自分の大好きな人たちからの応援をひしひしと感じることのできる幸せに満ちた日々だったと改めて思います。トラブルもなく無事健康に帰国できたのは、応援してくださった皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございました!!と、この場を借りて。そして再会した暁にはハグと共に私の感謝の気持ちを受け止めてくれたらと思います。
おかんと弟に声がでかくなったと言われたので小声意識気味、やや日焼け気味、やや太り気味、の私は現在家事手伝いの身分ですが悪しからず。
ブログの方は、きちんと完結させようと思っているのでまたお付き合い頂ければと思います!!
ほんで、必ずや世界一周写真展を実現させるので、楽しみにしててください!!
それでは!簡単ですが帰国のご報告とさせていただきます!!
生きってるって最高だぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
りょん
【スペイン巡礼2017/03】ついに巡礼スタート!
【スペイン巡礼】
2017/03/06-04/03
前回記事*
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03/05:スタート前日
巡礼者の朝は早く、目覚めた時にはもう何人かは既に出発していた。巡礼中は二日に一度は筋トレもしよう!と決めたので、とりあえずお尻と腹筋の筋トレをして、チェックアウトギリギリの8時にアルベルゲを出て、隣のバルに向かい、タクシーを呼んでもらうことにした。
カミーノの巡礼路、フランス人の道のスタート地点であるサンジャンピエドポー(フランス)へタクシーで向かう。明日歩くであろう道をタクシーで移動する。昨日の雪がまだ残っていた。到着した時、タクシーの運転手さんが連絡先をくれたのはひょっとして嫌味なのかなと捻くれた思いを抱えながら、カミーノの事務所に向かった。
迎えてくれた受付のムッシュはとても素敵な感じの人で、昨日の女性とは全然違う!とテンションが上がる。色々親切に教えてくれた。ついでに、巡礼者登録をした際にもらえる「クレデンシャル」と呼ばれる巡礼証明書のデザインもとっても可愛い。
表紙には巡礼のシンボルである帆立貝が書かれている。帆立貝がなぜシンボルなのかというと、ヤコブの亡骸が船で運ばれた際に船底にたくさんの帆立貝が付着していたからとか。
クレデンシャルは巡礼者であることを証明するいわばパスポートのようなもので、巡礼者専用宿の「アルベルゲ」に泊まる際には都度これを提示し、スタンプを押してもらう。
左上の皮のやつはAUMONIEREと言って、昔の巡礼者がコインを入れて持ち歩いていたんだという。今もフランスの田舎町でしか作っていないハンドメイドの小物らしく。。。ハンドメイドという言葉にめっぽう弱い私は40€も出して購入した。同じ値段で杖も買えたけど、俄然こっち笑 本当に可愛い!!!!これにお守りを入れて持ち運ぶことにしよう。
アルベルゲにチェックインすると明日から巡礼をスタートする仲間に会うことができた。特に韓国人が多くてびっくりした。韓国では巡礼した女性が書いた本がヒットしたことをきっかけに、カミーノはかなり知名度が高いらしい。
この冬初めて日本に旅行に行ったんだと興奮気味に話してくれたソンフン。それから、ネイティブ並みに英語のうまいスワン。仕事をやめて人生について考えているジンさん。
パソコンを持ってきてる私に、
「そんなん持ってきて、どうやって運ぶのさ!?」って。
だって溜まりに溜まったブログの更新したいんだもん!
「根性!」って答えたくて調べたら、根性は韓国語で「クンフン」というらしい。なんたまか響が似ていてびっくり。
大丈夫!the first day is the hardest dayだよ!パソコンの重さにもすぐに慣れるはず!
そんな風に楽しくおしゃべりをして、ワクワクしながら眠りについた。
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03/06:巡礼初日
雨や!!!!!
これはリュックごとかぶれるポンチョ!前日にアルベルケの近くのカミーノショップで購入。雨カバーだけだとリュックと背中の隙間に雨がはいってきちゃうんだと。良い買い物。宿であったソンフンにもおすすめしたら喜ばれた!
お店のムッシュはすごく良い人で、朝出発した時にのぞいたらもうお店にいて、「ブエン・カミーノ(良い巡礼を!)」と言って送り出してくれた。
山の天気は本当に変わりやすくて、
初日は基本的に雨だったけれど晴れ間がちょこちょこ見えたり。
雨ってテンションあがらないなーて思ってたけど、雨、好きだ!雨には雨の楽しみ方があるし、自然が喜ぶのを感じる。雨露のかかる緑はすごく美しいし、寒いなか、春を待つ新しい命が芽吹いていて、とても力強くて美しいなとおもった。
【スペイン巡礼2017/03】やっぱり自分は頑固だと自覚した日
【スペイン巡礼】
2017/03/06ー04/03
これからしばらくはスペイン巡礼についてブログを書いていこうと思うので、ちょこちょこ基本情報も書いておこうと思います。スペイン巡礼【カミーノ・デ・サンティアゴは前回ブログで少し触れさせてもらったように、キリスト教の聖地巡礼です。
サンティアゴまでの巡礼路はいくつかあるのですが、巡礼路そのものが世界遺産に登録されている「フランス人の道」を歩くことにしました。このフランス人の道は、スペインの国境付近にある「サンジャンピエドポー」という街(フランス)からスタートします。サンティアゴまでは約780km!!!日本でいうと東京ー広島間くらいです。
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さてここでクエスチョンです。
世界には道そのものが世界遺産に登録されている道があります。
1つはこのフランス人の道(サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路)
もう1つはどこでしょーう!!!
正解は!
日本の!
和歌山の!
熊野古道ーーーーー!!!
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ということで、まずはマドリードからフランスのサンジャンピエドポーまで行かねば!とバスを乗り継いで行くわけですが、、、
なんとこの日はバスがロンセスバージェスという街までしかいきませんでした。
ロンセスバージェスはサンジャンピエドポーから約28km離れている、巡礼路沿いの町であり、サンジャンピエドポーからスタートした巡礼者(ピルグリム)のほとんどが初日に泊まる町です。とりあえずは今日はここに泊まるしかないなと。巡礼は基本的にはどこからでもはじめることができるので、ロンセスバレスの「アルベルゲ」で巡礼者登録をしました。
「アルベルゲ」と呼ばれる巡礼者向けの宿が有ります。二段ベッドがズラーッと。中にはキッチンがある場所や、普通のユースホステルと変わらない場所から、教会の敷地内にあったりと様々ですが、平均して10ユーロくらいで泊まることができます。(中には寄付だけで運営しているアルベルゲも)
ということでこっからは2017/03/04に書いた日記を元に書いていこうかと思います。
予想外にロンセスバージェスのアルベルゲに泊まることになってしまい、二段ベッドの上で、今日ここまで歩いてきた人たちの声が聞こえる中、パソコンでこの日記を書いたのが思い出さられる。
ロンセスバージェスは雪が降ってました。
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やっぱり私は頑固な性格で納得ができないとなんどもやり直すんだな〜
マドリードからパンプローナに。
その足でロンゼスバージェスにきた。
ここはもう巡礼のルートに乗っかているから巡礼者もいるしアルベルケもある。
「こっからフランス人の道のスタートと言われるサンジャンピエドポーまで行きたいのだけど」
そう言うと、受付の女性はここからのスタートを勧めてきた
「雪が降っているから。ここからスタートすべきよ。山道は危険だから」
「そっか~残念。そうね。そうしようかな。」
サンジャンピエドポーからロンセスバージェスロンセスバージェスまではピレネー山脈を超えなければならず、強風のために転落し命を落とす巡礼者もいる。加えて外は雪が降っていたので、私はこの無愛想な受付の女性の話にその場では妙に納得をしてしまった。
巡礼者登録を済ませてから部屋へ案内される。部屋といっても本当に簡単なスペースに二段ベットが6台くらいあるような感じだった。
私はベットに寝袋を敷いてから自分の心のの引っ掛かりについて考えることにした。
スタートが自分の心の準備より先にきてしまった。
でもなんとなくモヤモヤがする。
はたして私は780km先を歩き終わった際に達成感を味わえるのだろうか。
最初の28km。ピレネー山脈越えはこの巡礼路で最も過酷とも言われている。
それを越えずして、巡礼をしたと言えるのか。
巡礼のルールは人それぞれだ。どこから始めてもいい。
だからこそ自分が納得することが大切なのだと思う。
わたしの巡礼なのだから 、わたしが納得する巡礼をすべきだ。
受付に戻ると、ここからのスタートを進めた女性は予想に反して無愛想であった。
(てっきり応援してくれるものだとおもったんだけど。。。)
「サンジャンピエドポーへは、タクシーか、歩いていくしかないわね。」と。
そっけない女性の態度から、まだ歩き始めてもいないひよっこのわたしを見下されているように感じた。
とりあえずアルベルゲの隣のバーでタクシーを呼べるそうなので、情報収取に向かう。
バーのお兄さんは親身に話を聞いてくれた。
「ここからのタクシーは45ユーロくらい。
8時からお店をあけるから、くればタクシーを呼ぶよ」
45ユーロ。。。ぶっちゃけ高い!
バスはあるそうだけど、明日は日曜日。ここにもう一泊して月曜まで待つか。
バーはホテル経営もしてるけど、50ユーロというバックパッカーには贅沢過ぎる宿だ。例え宿代が高いここヨーロッパでも3日はとまれる。悩んでいる私を察してくれ、お兄さんはアルベルケにはもう一泊できないか電話をしてくれた。
戻ってきたお兄さんは
「アルベルケは連泊できないよ。だから君はここからはじめるべきだと思うよ」
「サンジャンピエドポーもここも同じだよ!巡礼者の半分はここからスタートするんだから!!」
と。おそらく話し相手は受付の女性だなと思った。
でもこれを聞いてはっきりした。やっぱり私はサンジャンピエドポーからじゃないと始められない。
お金をかけたって、時間をかけたって、多少危険な思いをしたって最高の巡礼をしたい。780kmを歩き終わった時、今よりも強い自分になっていたいから。少しでも自分に自信を持っていたいから。自分の心が納得する方を選ぼう。
まさか初っ端から巡礼に対する思いを試されるだなんて驚いたけど、こういった自分の本当に欲しているものが何かを確かめさせてくれるような出来事がたまに起こると一度立ち止まらせてくれるからありがたい。
よーし!明日は意地でもサンジャンピエドポーに行こう!
バケットリストとスペイン巡礼
スペイン:2/24〜
りょんりょんが〜
スペインに〜
く〜る〜〜〜〜〜!
っていつも新しい国に来ると1人でザキヤマやってる。
てゆーか。なんかアフリカが恋しいんですけど。笑
もちろん誰も話しかけてこないのがちょっと寂しい。
これが押してひく作戦に引っかかる心境か!!!!!!!!
だからみんなインドに行きたくなるんだろうな〜
スペインに来た目的はズバリ!「スペイン巡礼」するため!
でも巡礼のベストシーズンは夏だし、あんまり早いと寒くて大変らしい。せめて3月頭くらいまでは待たないと。ということで、巡礼のスタート地点であるサンジャンピエドポー(フランス)まではマラガ→グラナダ→マドリードを経由して目指すことに。アフリカから来たこともあってか全てが洗練されてるように感じた。全てが可愛い。ウィンドウショッピングが楽しくて仕方なかった。
マラガ
年間300日は晴天日というスーパー天気のいい町マラガ。
ピカソが生まれた街でもあるということで、美術館にも行って来ました。
あとはシティーツアーに参加したり。
グラナダといえば世界遺産のアルハンブラ宮殿とタパス!(だと思っている)
だけどなんとなくテンションが上がらずアルハンブラ宮殿は外観だけ楽しむことに。タパスにはテンション上がったけど!グラナダではバルで飲み物頼むと1、2品無料のタパスがついてくるのだ!
昼からワイン、サイコーだぜー!ってなったけど、
結論:やっぱりお酒は誰かと飲みたい!
今から帰国後にみんなと飲みに行くのが楽しみで仕方ないよ〜
生ハムがぶら下がっている店多し。これごと持って帰りたい。ドテチンみたいになりそう。
つーかマラガもグラナダも文章うっすー!笑
あ!そういえばグラナダのホステルで超久々に洗濯機を使ったんだけど、(いつも手洗いしてるから)香りと手触りにめちゃくちゃ感動したのを思い出した!!文明に感謝!
そしてマドリードへ。グラナダから鉄道で行ったー!乗り物大好き!!!!
マドリードには一泊だけで観光もせず、宿の近くの郵便局へ駆け込む。スペイン国内では、巡礼者向けの荷物サービスがあって、20kgまではスペイン国内どこから送っても一定金額で、巡礼のゴール地点であるサンティアゴ・デ・コンポステーラの郵便局で預かってくれる。(保管は15日間は無料でそのあとは1日1ユーロとかだったかな??)
スペイン語が全くわからない私に親切に対応してくれたお兄さん。。。感動。
「Buen
バケットリストとスペイン巡礼
さてこっからが本題。
旅に出てから「bucket list:バケット」というものを作成。
「死ぬ」を意味する「kick the bucket」から派生したこの言葉は「死ぬまでにやりたいことリスト」を指す。私のリストは100個。
my bucket list - NO.15「スペイン巡礼をする」
私の旅では死というキーワードが結構出てくるんだけど、それは多分旅に出る一番のきっかけになった『明日死ぬかもよ』という本との出会いが大きいからだと思う。
内容はタイトルそのまんまで、明日死ぬってなったらどうすんの?ということをひたすら問いかけてくる本。弟の本棚にて発見し、そのまま大阪に拝借した。
一人暮らしの部屋でチラチラと目に入るこの本が、「明日死ぬってなった時に今の生き方で成仏できるのかリョウコ!」とウジウジしている私のケツを叩いた。
スペイン巡礼は、カミーノ・デ・コンポステーラ(コンポステーラへの道)と呼ばれ、キリスト教の三大聖地の1つである、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す旅をさす。ここにはヨーロッパ中で布教活動をしたイエスの弟子のヤコブが眠っているということで、ヨーロッパ各地から多くの人々がこのサンティアゴを目指し、巡礼の旅に出たそう。ただ、この巡礼は宗教関係なく開かれていて誰でも参加することができる。
私が情報収集でお世話になった、『NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会』のページを貼っておくので興味がある方はぜひ。もちろん私でよければいつでもカミーノの相談に乗らせていただきまっせ!まじで最高の巡礼になったからウルトラスーパーオススメしたい!!!!
次回からはカミーノ日記!巡礼中はわりかしきちんと日記を書き留めていたから、コピペでシャシャッとブログ更新できそうな予感!
りょん日記ーアフリカ編・完!
モロッコ:2/13-24
前回かなり真剣に書いたから、もうモロッコ編はこれで終わらせます。笑 神回と呼ばれる(1人に言ってもらっただけですぐ調子乗る私)前回ブログを見逃した方は是非読んでね!文章の質にムラがあるのはご愛嬌♡
サハラ砂漠ツアーはリアドマムーシュで!
「おい!そこのお前!お前のことだ!!!!!いいからさっさとラクダに乗るんだ!!!」
そんなドSなガイドとはじまったサハラ砂漠ツアー。っていうのはただの冗談で、たまたま撮れた写真にアテレコしただけ。
「ハイ、チーズ!」と「トットリサキュウ!」を巧みに使いこなす面白くて親切なガイドさんと一緒にしゅっぱーつ!
この日のツアーはフランス人カップルと日本人のユミコさん!フリーのヘアメイクとして働くユミコさんに色んな話を聞く。働く女はやっぱりかっこいい。いつか一緒に仕事ができれば最高だな、、、!
ユミコさん、とあるベルベル人スタッフにすごく慕われていて、
「国際結婚しときましょ!モロッコ永住。」
「トドラ渓谷日本人宿、のりこハウスに対抗してユミコハウス作りましょ!」
「名物は和風タジン鍋で決まりですね!ポン酢と柚子胡椒で攻めていきましょう!」
っていう妄想トークで大盛り上がりした。
降りる時、ラクダちゃんがかがむのがめちゃ怖い。
相手にしてくれないラクダちゃん。ちなみに砂の上の黒い点は全てラクダちゃんのうんぴ。
今回の砂遊びのテーマは、「絶望」。
く、くそっここまでか、、、の図。#バックパッカー #バックパッカー女子 #旅好きの人と繋がりたい #世界一周#モロッコ#サハラ砂漠#砂漠
夜ご飯の後はベルベル音楽を聴かせてもらう!楽しい!
安定の「世界の日本人妻は見た」シリーズ。
星はやっぱり天気のせいで期待していたほどは見れなかったけど、満足!だけどいつかベストシーズンにリベンジしにきたいぜよ!!!!!
ラクダツアー行くなら、絶対にここ!リアドマムーシュがオススメ!!!!!
真ん中のモハさんは飯田橋にあるタジンやとモロッコを往復する生活をしていて日本語ペラペラ。ホスピタリティ溢れる素敵な宿でした!!!!ツアーで一緒だったユミコさん、そしてもうすぐ社会人のアイキくん、タジンやで再会できる日を楽しみにしてまーす^^
青の街、シャウエンへ
あおーーーい!
あおーーーーーい!
アオーーーーーイ!
どこ歩いても可愛くって、相変わらず可愛いの四段活用してお散歩。
なんで青いかっていうのは諸説あるそうで、神聖な水をイメージしてるとか、虫除けにしてるとかっていう話を聞いた。
こんなにラブリーでメルヘンな場所なんだけど、実は麻薬の街としても有名らしく、歩いてると「ハシシ??」とよく声をかけられた。
街には猫もいっぱい。みんなあったかいとこ知ってるもんだ。
猫と散歩!
この魔法使いみたいなとんがり帽子かぶってる人もたくさんいて、マジでおとぎ話の世界だった。
わ!青く塗ってるおばちゃんはっけーん!いいないいな!私もやりたい!!!!
「やらせてー!」をボディランゲージで伝えると、快諾してくれた!!笑
これは貴重な体験。シャウエン大満足!!!!
モロッコ最後の街、タンジェ
この街にきた目的は、スペインにフェリーで行くため!!!一泊だけして遂にアフリカ大陸を出発する。
タンジェには旧港と新港の2つがあって、それぞれスペインでの到着する港が違う。
私は安いフェリーが出てる新港→アルヘシラスのルートを選択。
新港までは鉄道駅前から出てる「I3」のバスで行ける。この情報をブログに載せてくれたお二人に感謝!
モロッコースペインを船移動お考えの方、詳しい情報載っているこちらを参考に!
タンジェ港ではたくさんの自動車を見ることができた。yukaさんが、タンジェは自動車産業が盛んなんだよ〜と教えてくれたことを思い出す。
そうか、玄関口だもんなー。
ってことで、 グッバイ!!モロッコー!
グッバイ!!アフリカ大陸ーーーーーー!!!
次アフリカ来るときは絶対ケニアのサファリとバオバブの木を見にいきたいぜーー!
サハラ沙漠とアルケミスト
モロッコ:2/13-2/24
マラケシュから砂漠の街、メルズーガにバスで向かう。
途中休憩で降り立った場所に、何やら見覚えのある花が咲いていた。
桜だ!つい先日、元バイト先のミスドの先輩がわざわざ早咲き桜の写真を送ってきてくれて、「日本の春のおすそ分け」をしてくれた事がすごく嬉しかったことを思い出す。
だけど実はこれ、アーモンドの木であることが後にわかった。インスタに写真を載せると私がアーモンドの木を見て日本の春に想いをはせるように、日本に住むアラブ圏の人たちは桜を見て故郷を思い出すことを、MPerのショウコが教えてくれた。
アルケミストとの出会い
世界中で愛されるアルケミストは羊飼いの少年サンチャゴがスペインからモロッコに渡って、サハラ砂漠を旅してエジプトに宝物を探しに行く物語だ。
そのサハラ砂漠の目の前まできた。天気はあいにくの曇りだけどそんなことよりも大好きな物語の主人公が旅をした、同じ場所にこれた喜びの方が優っていた。
世界一周に出ようと決めた後、数々の奇跡体験が私の身に起こった。自分でもはっきりと、「これは追い風だ」って実感できるほど。「全世界が私の旅立ちを後押ししてくれているに違いない!!!!」と本気で思うスーパーポジティブ野郎だった。
誕生日を迎えた8月末。2年ぶりに連絡を下さったとっても尊敬する社会人の大先輩がいた。Sさんはわざわざ大阪出張の際に時間をとって下さって、退職のこと、今後の展望を聞いてくれた。さらに世界一周経験者の知り合いがいるからと、東京に住むKさんを紹介をしてくれた。
Kさんとお会いできたのはもう大阪の部屋を引き払って実家に帰ってきたあとだった。初対面の人に会うのは、こんな私でもいつも緊張するのだけど、”豪快!”って言葉が似合う、たくさん笑うKさんのおかげで、私はすぐにKさんに心を開かせていただいた。
そのKさんに、旅関連の本ならばとおすすめしてもらったのが、「アルケミスト」だった。
仕事のお昼休みに時間を割いてくださったKさんとは固い握手を交わして別れた。
しばらくしてからお礼の連絡を入れると、
「ギュッと手を握ってくれたのが印象的で、いい旅になるって確信したよ」
と、旅人の先輩に言ってもらえたことがすごく嬉しかった。
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別れ際に握手をする習慣、これは後輩のレイに教えてもらった。久々の再会は私の最終出勤翌日に、彼の転職相談に乗るという、何ともびっくりなタイミングだった。当然彼も久しぶりに会う私が有給消化を始めたばかりの身であること、これから旅に出ることに驚いていた。
どうなるかわからないけど、なんだか面白くなりそうなお互いの健闘を祈った。「また会いましょうね!」そう言って別れ際に梅田の改札で差し出してくれた手が何だかすごく嬉しくて、強く握った。握手っていいな〜と思った。
「あんた、レイくんに変なこと吹き込まないでよ」という、うちのおかんの不安はめでたく的中し、それから数ヶ月後にレイは希望の転職先に就職。
一般的にみたら安定を捨てるような彼の撰択は当初彼の母親を困惑させた。そして突然の退職と旅宣言を受けたうちのおかん。そのために母親同士が、「ちょっと聞いてよ奥さん!」的な流れで数年ぶりに連絡を取り合えたことを教えてくれた。
「多少はショックだったけど、おかげで久しぶりに〇〇さんと話せてすごく嬉しかったわ。自分の子どもの小さい頃の姿を知ってる人がいるっていいもんね〜。」なんておかんが言うもんだから、やっぱりこの人の子どもに生まれてよかったなあと思った。
そんなことがあって以来、別れ際の握手は習慣化した。旅に出る前も、旅の最中も、もしかしたらこの人と会うのはこれが最後になるかもと思って、力を込めるようにしている。だから、Kさんがそれを感じ取ってくれたことが尚更嬉しかった。
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アルケミストをすぐに買って読み始めると、
今の自分の状況にぴったりで、なおかつ勇気づけられる文章に数多く出くわした。
”自分が何を欲しているか知らなくてはならない
人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ ”
当初転職を考えていた私だが、仕事という枠を取り払ったときに今一番やりたいことは何なのか、とことん考えた結果が旅に出ることだった。このタイミングでそれきたか、、、という出来事も重なり、久々に禿げそうなくらい考え出した答えに対して待っていてくれたのは奇跡体験の連続だった。だからこの文章に出会った時は驚くと同時に妙に納得してしまった。
でも、私がアルケミストの中で一番好きな文章はこれとは別にある。
主人公が旅の序盤で泥棒にあうんだけど、その状況を彼は、
”彼は自分のことをどろぼうに会ったあわれな犠牲者と考えるか、
宝物を探し求める冒険家と考えるか、そのどちらかを選ばなくてはならないことに気がついた。「僕は宝物を探している冒険家なんだ」と彼は自分に言った。”
ちょうどこの文章に出会う前にNHKの番組でアドラーの「人生の意味の心理学」というものに出会えていたおかげで、頭の中の点たちが繋がっていくような感覚になった。
この「意味付け」とは、人はそれぞれ意味付けをした独自の世界に住んでいるということ。例え同じ出来事が起きたとしても、それを自分の中でどう意味付けるかで世界は全く別のものになり、行動も変わってくるということ。
番組紹介のHPの文を引用させてもらうと、
『過去の経験が私たちの何かを決定しているのではなく、私たちが過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって自らの生を決定しているとアドラーは考えます』
まさにaha! momentってやつだった。
過去は変えられないけど未来は変えられる。というのは過去は変えられないけど過去の見方を変えることで未来への行動を変えられるってことだったんだね!
過去の失敗と未来の失敗はなんの因果関係もないわけで、行動しない理由を過去の経験にするのは行動を起こさない自分を正当化したいだけだったことに気がついた。変わりたい変わりたいと口で言ってるだけだった頃の自分を思い出すと同時に、「変わろう!」と決心して自分の環境をガラリと変え、心の声に従って行動したおかげでこんなにも素敵な出会いに恵まれる事ができたのかと思った。
何か1つ、誰か1人として欠けていたら、私はサハラ砂漠でこんなにも幸福感を味わうことはなかったと思う。改めて、素敵な出会いに恵まれた旅が続けられることを周りに感謝した。そして、一歩を踏み出せた自分を誇りに思った。もしまた怖くなってしまったら、本の中の錬金術師の言葉を思い出そう。
「学ぶ方法は一つしかない」
「それは行動を通してだ。」
マラケシュで製麺所開業!?
モロッコ:2/13-2/24
もうね!モロッコはサクッと書いちゃうわよ!怒涛の更新で見逃してもらうと悲しいから前回のブログ貼っとくね!
北アフリカの先住民族である、ベルベル人の言葉で「神の国」を意味するのがマラケシュ。マラケシュの旧市街はメディナと呼ばれていて、かつて外敵から守るため築かれた城壁で囲まれている。また、その中にいくつもの砦があったりで、本当に迷路みたいだったー!ちなみに旧市街は世界遺産に登録されてるんだー!
モロッコ飯への誘い。
マラケシュでは、とにかくメディナの中をぐるぐる歩きまわり、雑貨屋さんを見て回り、お腹空いたらご飯食べ、そして可愛いカフェに入ってお茶する。みたいな日々を送ってた。
逃げ恥ゆりちゃんがハマったと言っている、ハリラスープ。モロッコ人にとってお味噌汁的な存在。
一応カタツムリも食べといた!味は普通!
オサレなカフェでお店の人がとってくれた一枚。モロッコはとにかく絨毯が可愛いいんだよな〜。
マラケシュの旧市街内で一番盛り上がるフナ広場という場所にはたくさんの屋台があって、、、
思わずオレンジジュース屋さんになっちゃいました!!!
なんかこういう運、持ってんだよな〜!笑
可愛いの四段活用
マラケシュは雑貨天国だ。女子旅には外せない。まあ荷物重すぎるからて何も買わなかったけどね!笑 でもいつか絶対に雑貨の買い付けに来てやるんだ。。。!!!
私はすぐ、「可愛い〜!」っていう。祖母、母親、友人等から、「アンタは可愛いしか言わない」って度々指摘を受けるんだけど、何かで「女の子のいう、可愛いは呼吸みたいなもんだから」っていう記事を読んで妙に納得した。そうなんだよ。呼吸なんだよ。言わないと死んじゃうの。それから、女子の「可愛い」四段活用、次のテストに出るから覚えておくように。
・可愛い(けど好みではない)
・可愛い(まあ普通に)
・可愛い(気分上々)
・可愛い(エストロゲン大放出)
まあそろそろ可愛い以外のボキャブラリー増やさないとな。「私は可愛いを卒業する!」って宮崎あおいちゃんも言ってたし!!
そんなこんなで、可愛いの4段活用を使い分けながら散策したわけなんだけど、可愛いの最上級の店、思わず女性ホルモン活性化した店が2件。場所は探してくれ!
【La famille】
マラケシュ滞在最終日に発見。からの「誠に申し訳ございませんが間も無く閉店のお時間でございます。」泣いた。
【BLOOM】
フランス人デザイナーがデザイン担当してるらしく、聞くと日本にも輸出してて、tomorrow landとかと取引してるらしい!そりゃ可愛いわ〜。
ハマムナポリタン事件
アラビア圏で体験して見たかったこと、それは「ハマム」。日本ではトルコ風呂という名前で知られてるのかな。アラビア圏の大衆浴場で、アカスリをしてくれる。もちろん男女別。私調べによると、男性客のセクハラ被害が数件報告されているから、男性諸君は覚悟を持ってハマムの扉を開いてくれ!そしておもしろエピソードを聞かせてくれ!超ローカルのハマムは安いけど、衛生的に避けた方がいいらしいよ!てことでツアリスト向けのハマムに。
支給される紙パンツのみを着用して、いざ、入場。
湯気の中から現れたのは、どピンクの水着に身を包んだ中年の小太り女性。職人としての貫禄半端ねえ。テンション高めに体を洗ってくれる。銅像になった気分。もう、気分はスタチューよ。お湯で流してもらってから、サウナへ。そこに仰向けに寝て、しばらく待機の指示。
ふと我に帰る。
「なぜ私は紙パンツ一丁でサウナの天井を見つめているのだろうか。」
サウナから出るといよいよアカスリ。
これがね!今までの旅の汚れがどっさり!おばちゃんも思わず、
「ワ〜オ!スパゲッティーナポリターン!」とか言うもんだから、もう本当に笑いがこらえられなかった。w
おばちゃんのおかげでめでたく製麺所開業して私はツルピカに。
いや〜面白かった!笑 またやりたい!
嬉しい再会
すっかりアラビアンの女になってしまったけど、バンコクであって、
ダハブで再会したSHIORIさん、そしてNOZOMUさんとまさかの再会!
ちなみにこのスリッパがバブーシュね!
相変わらず2人の会話に爆笑させてもらった!ほんの少しの間だけど楽しい時間だった〜♡
またいつか、可愛い雑貨を買いに戻ってくることを誓って、マラケシュを後にすることに。