【スペイン巡礼2017/03】Sharing is caring
先日、憧れの山川咲さんの個展、「うまれる」に独身貴族予備軍軍曹TSUKURUと行ってきました、りょんりょんどす。
「うまれる」は、長女の英ちゃんがお腹に宿る少し前から今日までの日々を写真と文章で綴った素晴らしい展示でした。
太陽のように明るい笑顔の裏で想像できないほどの苦しみ、葛藤があったこと。
それを救った、小さな小さな大きないのち。
「やっぱり、人生は素晴らしい」あたらしい山川咲、はじまる。 | 株式会社CRAZY(株式会社クレイジー) | CRAZY,Inc.
与える喜びを噛み締め、生きることを楽しみ、毎日新しくうまれたい。そんな風な、爽やかに前向きなパワーをもらいました。
ブログはまだまだスペイン巡礼!
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3/9 (巡礼3日目)
おおおお体がかるい!!
昨晩アメリカ横断計画の話をしたからか、朝からトムさんにいつでもおいでといって住所を書いた紙をを手渡された。うれしいな〜。
アルベルゲのおばあちゃんからは別れ際に熱い抱擁をうけ泣きそうになる。うれしいな〜。
アルベルゲを後にして外に出ればスペインの見渡す限りの大草原が朝の光に照らされている。
朝はやっぱりきもちがよい!
散歩中のご機嫌なセニョールと会う。
こーゆー、日々の中の幸せな瞬間というか、happyオーラが出てる瞬間を写真に収めたいんだよな〜。このご機嫌なセニョールだけでなく、カミーノの道中で出会う地元の人たちはみんな素敵。そしてみんなパン持ってる。
「カミーノかい?」
「1人で?」
「ブエンカミーノ!!」
「次の町まではあと3時間だよ!」
と、教えてくれたり。
景色が最高でまた叫んだ。叫ぶの最高。
写真は通過した町
今日の目的地、エストリアまで最後の3キロが遠かったぜーーーー😭
アルベルゲに17時には到着。ほぼほぼ最後の方。この日のアルベルゲはなんと6ユーロ!!しかも綺麗!キッチン付き!!!とゆーことで買い物行くか!
アルベルゲから出ると、スタート地点で会った韓国人のソンフンがーーーーー!!!!
お互いびっくりして嬉しくて大興奮!!!うれしい偶然とは本当にこーゆーこと。
巡礼仲間との再会がすごーーーーうれしいのだよ。
買い物を済ませて料理しようとしていると、ソンフンがこれ食べなよ!とお肉くれたり、ドイツ人大学生のマーティンと一緒に作ったと思われるクスクスやらをもらったりでお腹がいっぱいになってった。
アルベルゲのキッチンにある、長いダイニングテーブルを囲っていたみんな、「食べな食べなー!」って、作った料理とかワインとかをすすめてくれて、すっごくうれしかった。
sharing is caring
タイトルにもした、この"sharing is caring"という言葉は留学中に教えてもらった言葉。多分おやつとかもらった時に「ありがとー!」というと、「sharing is caringだからねー^^」みたいなシチュエーションだった気がするんだけど、それ以来この言葉がとても気に入っている。「分かち合うことは思いやること」。
巡礼中に出会う人たちは本当に、シェアというか、与える心がでっかい。でもこの時の私は自分のことでいっぱいいっぱい。体力的にもそうだし、節約しなきゃー!って思いすぎて心まで貧しくなってたかもしれない。それじゃあかんね。
でもでも、与える余裕があるときに与えればよいのかな。
だからつまり、心に余裕を持ちたいのだ。
誰かに何かを与えるにはすごくエネルギーがいることだと思う。自分に余裕がないと、人は人に優しくできないから。少なくとも私の場合は。それは物質的な余裕よりも、精神的なそれの方が大きいと思う。
ただ、物質的に貧しいと精神的余裕を簡単に奪われるのも事実。だって生まれた時から便利な生活ができてモノが満ち足りている状態でスタートするから、それらがなくなったりでかにくなったりすると、どうしてもマイナスに感じてしまうんだよな〜。
そんなことを考えながら、また次の日も歩きつづける。
心ゆたかに、周りにいる大切な人達にエネルギーを与えられる人間になりたいな。
【スペイン巡礼2017/03】2日目、3日目
「倍返しだ!!!!」
って、旅での借金が一気に返せればいいのですが。。。
2日間で半沢直樹を見直しました、りょんりょんです。
最高かよ。改めて見ると登場人物の複雑な心情がよくわかったり、下町ロケットに登場する帝国重工の名前が出てきたりで面白い!そして上戸彩の良妻ぶり!!!いいよな〜
てゆーか出向後の半沢直樹が木になるんですけど。続編はいつやるの?原作読もうかね?
ってことで、すっかり引きこもり気味。
続きましては下町ロケットみはじめました。てへ。
やばいよね。昨日今日一昨日って家から一歩も出てないよ。。。やばいのはわかってんだけどいやはや。明日こそ外の空気吸おっと!笑
気を取り直して、ブログ更新や〜!
*前回ブログ*
3/7(巡礼2日目)
朝目覚めると思いの外筋肉痛がなくてびっくり。
昨晩のストレッチのおかげか、はたまた加齢のおかげなのか。
2日おきにやると決めた筋トレをしてから出発。ドミトリーを出たのは私が最後だった。
玄関を出ると、アンちゃんは一服中だった。
「じゃあ、また道中でね〜ブエンカミーノ!」と別れを告げて出発した。
最初にたどり着いた町で何か朝ごはんを。と言ってもコンビニがあるわけでもない。とにかくお腹が空いたので食べるものが欲しい。するとパンの移動販売を発見したのでバケット購入。
ワイルドだろ〜?
今日も天気は曇り時々雨。
くうううう!しんどい!と思うとこんな粋な標識が。
Don't stop walking!
誰が書いたか知らないけど、こういった茶目っ気たっぷりないたずらが大好き!
途中で私より先に出発したスワンを追い抜き、私より後に出発したアンちゃんに追い越される。
今日は25kmくらい歩いた町、Zuriainで泊まろうと思っていたのだけど、、、アルベルゲに人の気配なし。10分ほど待っても誰もこない。通りすがりの車に話しかけると、そこは今やっていないよとのこと。
とゆーことは!!!
あと9km歩かないといけないってことやーーーーん!😂
なんとか18時頃たどり着いたBurlataのアルベルゲではスタッフのホセさんが優しく出迎えてくれた。ラッキーなことに4人部屋には私だけ!キッチンあるし、自炊するかと買い物に行くことにした。
アルベルゲに戻ると誰かがチェックインした痕跡が。もう遅いから私が最後かと思ってたんだけどな〜と思ったら、
「アーーーーーーーーーーー!!!」
今日は足が痛いからと途中で別れたスワンと、道中雨宿りしてしていたフランス人の女の子と、イタリア人×韓国人のハーフの男の子が3人でチェックインしていた。
そして今日はなんとスワンの誕生日!!
さらになんとなんと、勤務終了後にふら〜っと戻ってきたスタッフのホセさんの手にはケーキが!!!!!!
「お誕生日おめでとう!みんなで食べてねー!」と。チェックインの時にフランス人のカトリンが今日がスワンの誕生日であることを伝えたらしい。
ホセさんはなんて素敵な人なんだーーーーーーーー😭❤️
Happy Birthday の歌を、
イタリア語(オペラ風)、フランス語、スペイン語、日本語でプレゼント〜♡大合唱楽しかったー♡
撮ったムービーにはなぜか音声がありませんでした。。。Why...
「人生を全てバケーションにすることに決めたの」と言うフランス人、カトリン。
スペイン語でオムレツのオーダー練習に付き合ってくれた、スペイン人の学生さん
いや〜!この日もめっちゃ歩いたけど良き日であった。
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3/8(巡礼3日目)
朝、7時のアラームを勝手に止めて、気が付いたらあっという間に1時間が経過していた。カミーノでは遅くても8時出発をするもんなのに、、、!
初日、2日目と序盤から30km超えて歩いたからそりゃ疲れるわな。
それと昨日は調子にのって洗濯もしたし(もちろん手洗い)、パソコンも開いて、眠りについたのは12時をすぎていた。
もしかしてまた私が最後!?なんて思ってたら、「これ、リョウコの部屋に干させて!」と昨晩駆け込んできたスワンのパンツは干したまま。カトリンの洗濯物もそのままだった。
どうやらまだ、みんな寝ているようだ。
昨日の夕飯の残りの肉と野菜。それからりんごを食べた。
りんごが思いの外おいしくてびっくり。シャキシャキだった。
ヨスさんは朝からビスケット食べる?って聞いてくれた。
寝過ごしちゃったよというと、昨日30kmも歩いたんだから疲れて当たり前だよと言ってくれた。今日は20km以内にしときなと言うアドバイスと共に、アルベルゲがオープンしてるかどうか電話できいてくれた。
さて、朝ごはんも食べたし、いざ出発!
パンプローナまでは普通のみちーーー!大学でも巡礼のスタンプがもらえるらしく、ナバラ大学に寄り道。
受付のセニョールがまじでお茶目なジェントルマンやった。建物も美しくてやっぱり中庭だとおもった。
将来は中庭のある、白い壁の古民家を改築した家に住むのが夢。
大学を後にそのあと、すっごい素敵な道を歩いた。緑豊かで風車もあって。
前も後ろも誰もいない。
となればやることは一つ。
叫ぶ!!!!思いっきり!!!!
と思ったら近くにおじちゃんがいて恥ずかしいパターン。笑
この日のアルベルゲは私入れて4人の宿泊のみ。スーパーがないので宿に併設されたバルで夕飯。巡礼者向けのスペシャルメニューがあるから嬉しいし、しかもすごく美味しい。もちろんワインつき。
神戸に住んでいたことのあるトムさんがご馳走してくれた、オルホというスペインのお酒でチンチ〜ン☆(イタリア語で乾杯ね!)
【スペイン巡礼2017/03】アンちゃんとの出会い
おばんどす。
家事手伝い身分に早々に飽きてきたりょんりょんです。笑
最近はお母さんに怒られてばっかり。。。
10月から、10月から本気出すから。。。
前回帰国の報告をさせていただいて、たくさんの方からメッセージをいただきました!本当にありがたい限りです。なんとブログを読んでくれている母のお友達からも、ブログ完結と写真展開催の応援メールを頂き、とっても嬉しく思ってます。
ただいま旅ロス真っ只中!笑
きちんと旅を消化するためにもブログを書いていきたいと思います!!!!!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、【スペイン巡礼】の続きを書いていきたいと思います^^
*前回記事*
スペイン巡礼:2017/03/06-04/03
03/06
「初日は頑張って、Espinalまで歩いた方がいいわよ」
とサンジャンピエドポーのアルベルゲのおばちゃんが教えてくれた。
9割が泊まるロンゼスバージェスは一度巡礼始める前に泊まってしまったから、なんとなく行きたくないってのが本音だったし丁度いい。頑張って次の村、Espinalを目指そう。
とは言ったものの、初日から雨で山越えで超絶しんどい。
ロンゼスバージェスの手前まできて、やっぱり今日はここまででいいや!ここに泊まろう!って思っていたら、なんだか道を間違えてしまって建物の裏側に来てしまった。
突っ切る道がなかったから進むしかなくて、合流した道はもうすでにロンゼスバージェスのアルベルゲから200mくらい?離れていた。来た道を引き返すのが嫌いな私は突き進むことに。
普段から道に迷っても、「大丈夫!すべての道はローマに通ず!」って自分に言い聞かせてひたすら直進してる。w
ドライブで迷っても戻りたくないから時間かかって顰蹙を買うタイプ。w
ってことで、当初の予定どおりEspinalを目指すことに。その結果、スタート地点のサンジャンピエドポーで出会った韓国人のスワンと途中で再会することができた。まだ初日だというのに雨の中30km近く歩いたこともあって、この再会には泣きそうなくらい感動した。一体この感覚はなんなのだろう。彼女という人間を知ってからまだ24時間ほどしか経っていないし、多くの言葉を交わしたわけでもないのだけど、同じ巡礼仲間であることが、びっくりするくらい急速に心の距離を縮めてくれる。
無事に2人でEspinalのアルベルゲにチェックイン。すると後からすぐに同じくアジア人の男性がやって来た。日本人かな?と思った彼もまた韓国人だった。
結局スペイン巡礼中、1度も日本人に会わなかったんだよな〜
韓国語の名前の発音が難しいから、自らをアンドリューと名乗る彼とはこの巡礼で一番長く時間を過ごすことになった。
アンちゃんという人間
アンドリューだからアンちゃん。この巡礼中にできた大好きな友人の1人。初日のアルベルゲで下の階のバル(スペインの食事もできてお酒もコーヒーも飲めるBAR)にwi-fiをひろいに行った。アンちゃんは食事中で、スワンと3人でしばらく同じ席に着いた。「もう寝るね」とスワンが先に部屋に戻ったあと、しばらく2人で話をした。
アンちゃんは何歳なの〜?
28歳?じゃあ私より年上だ!オッパーだね!!
(オッパーは妹からみたお兄さんの的な意味で、目上の男性の呼び方)
いやちょっと待って、韓国って確か歳の数え方が独特だったような。。。
え?1990年生まれ?私より年下やん!!!!!笑
韓国は生まれた時点で1歳らしい。だから韓国人の友達には、いつも再確認。
international ageは?って聞くと、日本と同じ数え方の年齢を教えてくれる。
「どうして巡礼を始めたの?」という話から、彼は自分の夢について話してくれた。
初対面とは思えないほど会話が弾むのは、やっぱりお互い巡礼中だからだろうか。
夢について話してくれたアンちゃんは私に強烈な印象を残した。初対面の人に夢を語れるなんて、なんてかっこいいんだろうか。自分はやりたいことがあっても、やれる目処が立たないと人に言わなかったりするから。だからこの時心に描いていた夢は、私には無理だろうなと思ってるからやっぱり口にも出せないわけで。。。でもそんなんしてたらいつまでたってもできんやろーーーーーー!みたいな自己分析と心の叫びがカミーノ中、何度も脳内を駆け巡った。
このメガネのにーちゃんがアンちゃん!
りょん is BACK ! ただいまニッポン!
りょんきちが〜
福岡に〜
帰って〜
く〜る〜〜〜〜!!!
ブログの方は3月のスペイン、カミーノ編で止まっておりますが、
私自身は先日9月12日に韓国釜山よりフェリーで福岡は博多に到着し、無事に日本に帰ってまいりました!!!!韓国に寄ったのはスペインで出会った韓国人の友達に会いに。無事に再会を果たし素敵な旅の締めくくりとなりました。その話はまたいつか^^
去年の11月12日に成田を出発し、
そこから丸10ヶ月、304日、32カ国の旅が終わりました。
久しぶりのジャパン。吉野家納豆牛小鉢定食ご飯大盛り最高。
10ヶ月の大冒険はとっても、とーーーーーーーーーっても!楽しかった!
とても一言では表せないけど、「一言で表すと?」の質問に答えられるようにこっそり準備しておきます。
旅先では素晴らしい出会い、そして嬉しい再会があり、縁と運に恵まれた最高の旅になりました!そして贅沢なことに、自分の大好きな人たちからの応援をひしひしと感じることのできる幸せに満ちた日々だったと改めて思います。トラブルもなく無事健康に帰国できたのは、応援してくださった皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございました!!と、この場を借りて。そして再会した暁にはハグと共に私の感謝の気持ちを受け止めてくれたらと思います。
おかんと弟に声がでかくなったと言われたので小声意識気味、やや日焼け気味、やや太り気味、の私は現在家事手伝いの身分ですが悪しからず。
ブログの方は、きちんと完結させようと思っているのでまたお付き合い頂ければと思います!!
ほんで、必ずや世界一周写真展を実現させるので、楽しみにしててください!!
それでは!簡単ですが帰国のご報告とさせていただきます!!
生きってるって最高だぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
りょん
【スペイン巡礼2017/03】ついに巡礼スタート!
【スペイン巡礼】
2017/03/06-04/03
前回記事*
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03/05:スタート前日
巡礼者の朝は早く、目覚めた時にはもう何人かは既に出発していた。巡礼中は二日に一度は筋トレもしよう!と決めたので、とりあえずお尻と腹筋の筋トレをして、チェックアウトギリギリの8時にアルベルゲを出て、隣のバルに向かい、タクシーを呼んでもらうことにした。
カミーノの巡礼路、フランス人の道のスタート地点であるサンジャンピエドポー(フランス)へタクシーで向かう。明日歩くであろう道をタクシーで移動する。昨日の雪がまだ残っていた。到着した時、タクシーの運転手さんが連絡先をくれたのはひょっとして嫌味なのかなと捻くれた思いを抱えながら、カミーノの事務所に向かった。
迎えてくれた受付のムッシュはとても素敵な感じの人で、昨日の女性とは全然違う!とテンションが上がる。色々親切に教えてくれた。ついでに、巡礼者登録をした際にもらえる「クレデンシャル」と呼ばれる巡礼証明書のデザインもとっても可愛い。
表紙には巡礼のシンボルである帆立貝が書かれている。帆立貝がなぜシンボルなのかというと、ヤコブの亡骸が船で運ばれた際に船底にたくさんの帆立貝が付着していたからとか。
クレデンシャルは巡礼者であることを証明するいわばパスポートのようなもので、巡礼者専用宿の「アルベルゲ」に泊まる際には都度これを提示し、スタンプを押してもらう。
左上の皮のやつはAUMONIEREと言って、昔の巡礼者がコインを入れて持ち歩いていたんだという。今もフランスの田舎町でしか作っていないハンドメイドの小物らしく。。。ハンドメイドという言葉にめっぽう弱い私は40€も出して購入した。同じ値段で杖も買えたけど、俄然こっち笑 本当に可愛い!!!!これにお守りを入れて持ち運ぶことにしよう。
アルベルゲにチェックインすると明日から巡礼をスタートする仲間に会うことができた。特に韓国人が多くてびっくりした。韓国では巡礼した女性が書いた本がヒットしたことをきっかけに、カミーノはかなり知名度が高いらしい。
この冬初めて日本に旅行に行ったんだと興奮気味に話してくれたソンフン。それから、ネイティブ並みに英語のうまいスワン。仕事をやめて人生について考えているジンさん。
パソコンを持ってきてる私に、
「そんなん持ってきて、どうやって運ぶのさ!?」って。
だって溜まりに溜まったブログの更新したいんだもん!
「根性!」って答えたくて調べたら、根性は韓国語で「クンフン」というらしい。なんたまか響が似ていてびっくり。
大丈夫!the first day is the hardest dayだよ!パソコンの重さにもすぐに慣れるはず!
そんな風に楽しくおしゃべりをして、ワクワクしながら眠りについた。
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03/06:巡礼初日
雨や!!!!!
これはリュックごとかぶれるポンチョ!前日にアルベルケの近くのカミーノショップで購入。雨カバーだけだとリュックと背中の隙間に雨がはいってきちゃうんだと。良い買い物。宿であったソンフンにもおすすめしたら喜ばれた!
お店のムッシュはすごく良い人で、朝出発した時にのぞいたらもうお店にいて、「ブエン・カミーノ(良い巡礼を!)」と言って送り出してくれた。
山の天気は本当に変わりやすくて、
初日は基本的に雨だったけれど晴れ間がちょこちょこ見えたり。
雨ってテンションあがらないなーて思ってたけど、雨、好きだ!雨には雨の楽しみ方があるし、自然が喜ぶのを感じる。雨露のかかる緑はすごく美しいし、寒いなか、春を待つ新しい命が芽吹いていて、とても力強くて美しいなとおもった。
【スペイン巡礼2017/03】やっぱり自分は頑固だと自覚した日
【スペイン巡礼】
2017/03/06ー04/03
これからしばらくはスペイン巡礼についてブログを書いていこうと思うので、ちょこちょこ基本情報も書いておこうと思います。スペイン巡礼【カミーノ・デ・サンティアゴは前回ブログで少し触れさせてもらったように、キリスト教の聖地巡礼です。
サンティアゴまでの巡礼路はいくつかあるのですが、巡礼路そのものが世界遺産に登録されている「フランス人の道」を歩くことにしました。このフランス人の道は、スペインの国境付近にある「サンジャンピエドポー」という街(フランス)からスタートします。サンティアゴまでは約780km!!!日本でいうと東京ー広島間くらいです。
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さてここでクエスチョンです。
世界には道そのものが世界遺産に登録されている道があります。
1つはこのフランス人の道(サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路)
もう1つはどこでしょーう!!!
正解は!
日本の!
和歌山の!
熊野古道ーーーーー!!!
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ということで、まずはマドリードからフランスのサンジャンピエドポーまで行かねば!とバスを乗り継いで行くわけですが、、、
なんとこの日はバスがロンセスバージェスという街までしかいきませんでした。
ロンセスバージェスはサンジャンピエドポーから約28km離れている、巡礼路沿いの町であり、サンジャンピエドポーからスタートした巡礼者(ピルグリム)のほとんどが初日に泊まる町です。とりあえずは今日はここに泊まるしかないなと。巡礼は基本的にはどこからでもはじめることができるので、ロンセスバレスの「アルベルゲ」で巡礼者登録をしました。
「アルベルゲ」と呼ばれる巡礼者向けの宿が有ります。二段ベッドがズラーッと。中にはキッチンがある場所や、普通のユースホステルと変わらない場所から、教会の敷地内にあったりと様々ですが、平均して10ユーロくらいで泊まることができます。(中には寄付だけで運営しているアルベルゲも)
ということでこっからは2017/03/04に書いた日記を元に書いていこうかと思います。
予想外にロンセスバージェスのアルベルゲに泊まることになってしまい、二段ベッドの上で、今日ここまで歩いてきた人たちの声が聞こえる中、パソコンでこの日記を書いたのが思い出さられる。
ロンセスバージェスは雪が降ってました。
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やっぱり私は頑固な性格で納得ができないとなんどもやり直すんだな〜
マドリードからパンプローナに。
その足でロンゼスバージェスにきた。
ここはもう巡礼のルートに乗っかているから巡礼者もいるしアルベルケもある。
「こっからフランス人の道のスタートと言われるサンジャンピエドポーまで行きたいのだけど」
そう言うと、受付の女性はここからのスタートを勧めてきた
「雪が降っているから。ここからスタートすべきよ。山道は危険だから」
「そっか~残念。そうね。そうしようかな。」
サンジャンピエドポーからロンセスバージェスロンセスバージェスまではピレネー山脈を超えなければならず、強風のために転落し命を落とす巡礼者もいる。加えて外は雪が降っていたので、私はこの無愛想な受付の女性の話にその場では妙に納得をしてしまった。
巡礼者登録を済ませてから部屋へ案内される。部屋といっても本当に簡単なスペースに二段ベットが6台くらいあるような感じだった。
私はベットに寝袋を敷いてから自分の心のの引っ掛かりについて考えることにした。
スタートが自分の心の準備より先にきてしまった。
でもなんとなくモヤモヤがする。
はたして私は780km先を歩き終わった際に達成感を味わえるのだろうか。
最初の28km。ピレネー山脈越えはこの巡礼路で最も過酷とも言われている。
それを越えずして、巡礼をしたと言えるのか。
巡礼のルールは人それぞれだ。どこから始めてもいい。
だからこそ自分が納得することが大切なのだと思う。
わたしの巡礼なのだから 、わたしが納得する巡礼をすべきだ。
受付に戻ると、ここからのスタートを進めた女性は予想に反して無愛想であった。
(てっきり応援してくれるものだとおもったんだけど。。。)
「サンジャンピエドポーへは、タクシーか、歩いていくしかないわね。」と。
そっけない女性の態度から、まだ歩き始めてもいないひよっこのわたしを見下されているように感じた。
とりあえずアルベルゲの隣のバーでタクシーを呼べるそうなので、情報収取に向かう。
バーのお兄さんは親身に話を聞いてくれた。
「ここからのタクシーは45ユーロくらい。
8時からお店をあけるから、くればタクシーを呼ぶよ」
45ユーロ。。。ぶっちゃけ高い!
バスはあるそうだけど、明日は日曜日。ここにもう一泊して月曜まで待つか。
バーはホテル経営もしてるけど、50ユーロというバックパッカーには贅沢過ぎる宿だ。例え宿代が高いここヨーロッパでも3日はとまれる。悩んでいる私を察してくれ、お兄さんはアルベルケにはもう一泊できないか電話をしてくれた。
戻ってきたお兄さんは
「アルベルケは連泊できないよ。だから君はここからはじめるべきだと思うよ」
「サンジャンピエドポーもここも同じだよ!巡礼者の半分はここからスタートするんだから!!」
と。おそらく話し相手は受付の女性だなと思った。
でもこれを聞いてはっきりした。やっぱり私はサンジャンピエドポーからじゃないと始められない。
お金をかけたって、時間をかけたって、多少危険な思いをしたって最高の巡礼をしたい。780kmを歩き終わった時、今よりも強い自分になっていたいから。少しでも自分に自信を持っていたいから。自分の心が納得する方を選ぼう。
まさか初っ端から巡礼に対する思いを試されるだなんて驚いたけど、こういった自分の本当に欲しているものが何かを確かめさせてくれるような出来事がたまに起こると一度立ち止まらせてくれるからありがたい。
よーし!明日は意地でもサンジャンピエドポーに行こう!
バケットリストとスペイン巡礼
スペイン:2/24〜
りょんりょんが〜
スペインに〜
く〜る〜〜〜〜〜!
っていつも新しい国に来ると1人でザキヤマやってる。
てゆーか。なんかアフリカが恋しいんですけど。笑
もちろん誰も話しかけてこないのがちょっと寂しい。
これが押してひく作戦に引っかかる心境か!!!!!!!!
だからみんなインドに行きたくなるんだろうな〜
スペインに来た目的はズバリ!「スペイン巡礼」するため!
でも巡礼のベストシーズンは夏だし、あんまり早いと寒くて大変らしい。せめて3月頭くらいまでは待たないと。ということで、巡礼のスタート地点であるサンジャンピエドポー(フランス)まではマラガ→グラナダ→マドリードを経由して目指すことに。アフリカから来たこともあってか全てが洗練されてるように感じた。全てが可愛い。ウィンドウショッピングが楽しくて仕方なかった。
マラガ
年間300日は晴天日というスーパー天気のいい町マラガ。
ピカソが生まれた街でもあるということで、美術館にも行って来ました。
あとはシティーツアーに参加したり。
グラナダといえば世界遺産のアルハンブラ宮殿とタパス!(だと思っている)
だけどなんとなくテンションが上がらずアルハンブラ宮殿は外観だけ楽しむことに。タパスにはテンション上がったけど!グラナダではバルで飲み物頼むと1、2品無料のタパスがついてくるのだ!
昼からワイン、サイコーだぜー!ってなったけど、
結論:やっぱりお酒は誰かと飲みたい!
今から帰国後にみんなと飲みに行くのが楽しみで仕方ないよ〜
生ハムがぶら下がっている店多し。これごと持って帰りたい。ドテチンみたいになりそう。
つーかマラガもグラナダも文章うっすー!笑
あ!そういえばグラナダのホステルで超久々に洗濯機を使ったんだけど、(いつも手洗いしてるから)香りと手触りにめちゃくちゃ感動したのを思い出した!!文明に感謝!
そしてマドリードへ。グラナダから鉄道で行ったー!乗り物大好き!!!!
マドリードには一泊だけで観光もせず、宿の近くの郵便局へ駆け込む。スペイン国内では、巡礼者向けの荷物サービスがあって、20kgまではスペイン国内どこから送っても一定金額で、巡礼のゴール地点であるサンティアゴ・デ・コンポステーラの郵便局で預かってくれる。(保管は15日間は無料でそのあとは1日1ユーロとかだったかな??)
スペイン語が全くわからない私に親切に対応してくれたお兄さん。。。感動。
「Buen
バケットリストとスペイン巡礼
さてこっからが本題。
旅に出てから「bucket list:バケット」というものを作成。
「死ぬ」を意味する「kick the bucket」から派生したこの言葉は「死ぬまでにやりたいことリスト」を指す。私のリストは100個。
my bucket list - NO.15「スペイン巡礼をする」
私の旅では死というキーワードが結構出てくるんだけど、それは多分旅に出る一番のきっかけになった『明日死ぬかもよ』という本との出会いが大きいからだと思う。
内容はタイトルそのまんまで、明日死ぬってなったらどうすんの?ということをひたすら問いかけてくる本。弟の本棚にて発見し、そのまま大阪に拝借した。
一人暮らしの部屋でチラチラと目に入るこの本が、「明日死ぬってなった時に今の生き方で成仏できるのかリョウコ!」とウジウジしている私のケツを叩いた。
スペイン巡礼は、カミーノ・デ・コンポステーラ(コンポステーラへの道)と呼ばれ、キリスト教の三大聖地の1つである、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す旅をさす。ここにはヨーロッパ中で布教活動をしたイエスの弟子のヤコブが眠っているということで、ヨーロッパ各地から多くの人々がこのサンティアゴを目指し、巡礼の旅に出たそう。ただ、この巡礼は宗教関係なく開かれていて誰でも参加することができる。
私が情報収集でお世話になった、『NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会』のページを貼っておくので興味がある方はぜひ。もちろん私でよければいつでもカミーノの相談に乗らせていただきまっせ!まじで最高の巡礼になったからウルトラスーパーオススメしたい!!!!
次回からはカミーノ日記!巡礼中はわりかしきちんと日記を書き留めていたから、コピペでシャシャッとブログ更新できそうな予感!