りょん日記

世界一周、はじめました!くう〜。の記憶を呼び覚ましつつ、日常のことも。

ボリビアで28歳になりました!ボリビア日記⑦

ボリビア・オキナワ村編ついに完結!

前回ブログはこちら↓

ryoko828m.hatenablog.com

 2017年8月28日。

わたくしの28回目の誕生日です。

8月28日はハニワの日として知られている訳ですが、(え)そのハニワバースデーの中でも28歳はまた特別なのですよ、なんてったって、82828だから!!!!

プレミアムなハニワバースデー直前の私はこちら。

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どこでもゴリラ〜

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居候も板についてきました。

シゲさんも帰宅し、楽しくおしゃべりする中で急に眠気。時計の針が12持を回ると、なななななんとみんなが誕生日をお祝いしてくれたのです!!!!😭😭😭😭😭😭😭

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ボリビアで28歳になりました!

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寄せ書きとマシュマロで作ってくれた絶品おやつ❤️

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ううううううう!嬉しい、嬉しすぎた😭

本当だったら移動中のバスで静かに28歳を迎えるところだったのですが、いや、そうでなくても旅中にこんなに嬉しいお祝いをしてもらえるなんて思ってもいなくて、本当に本当に嬉しかった。本当に、最高の誕生日を迎えられた。

 

ここからは別日に書いた、

エモ120%の私の日記をどうぞ。自分を含め、年齢で焦りを感じている全ての人に。

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旅のはじめ、何となく28歳の誕生日までには次のステージに立っていたいと思っていた。

 

きっとこの旅が私に人生の目標や”何か”を与えてくれて、それを元に新たな目標を設定して、28歳はそれに向かって「いざ!!!」っていうイメージ。

だからあえて旅行保険は9ヶ月分。遅くとも8月中頃までには帰国して色々整理しようと考えていた。こーゆーこと考えるのが自分で言うのも何だけど優等生感出てる気がする。笑

 

だけど7月はまだグアテマラ。南米にすら入ってない。

 

28歳って世間的に見たらいい歳でしょ。

結婚している友達

着実にキャリアアップしている友達

そんなことを考えながら、旅しながらも案外頭の中は小さな世界で苦しんでいた。

自分の世界を広げるのも狭めるのも心次第と痛感。

 

そんな悩みも毎日毎日思い浮かぶことを言葉にしてひたすら自分と対話することで徐々にほぐれていく。というか諦めていく。

スキルもキャリアも無いことは事実。じゃあこれから手に入れていくしか無いんだ。「若さ」という免罪符に頼って楽しようと思うからきっと歳をとっていくのが怖いんだと思った。若くて元気があれば大抵は許されると勝手に思っているから。

 

誰のための旅なのか

自分のための旅なのに自分が決めた制約に苦しむという矛盾。

28歳までに。30歳までに。

そんなキーワードが頭をめぐる。

 

世界を旅するくらい好き放題してるやつでもそんなこと考えるんだね~って客観的に思う。だけどどんだけ旅してもやっぱり私は生まれ育った日本が好きだし日本社会で生きてくつもりだし、根拠なんて何も無いと頭ではわかっていても染み付いた考え方はそう簡単には払拭することはできない。いくら多様な価値観に触れたって、それは自分の価値観を変えてはくれない。

 

そんな不安な私を励ましてくれたのは同じ旅人だったり、親友の存在。

何か大きいことを成し遂げなきゃっていうプレッシャーを感じ取ってか、

「絶対に心が豊かになっているから大丈夫だよ」

と励ましてくれた。

「旅の意味はすぐにではなくて、何年か後に花開くのかもよ」

「歳をとるのが楽しい。楽しみ方をどんどん覚えていくから」

 

それから、いばや通信でおなじみの坂爪さんが(知らない人はググろう)

『歳をとるということは年齢の可動域が増えるということ』と教えてくれた。

 

28歳としての振る舞いもできるけど、

16歳のように一生懸命にもなれる

5歳のような純粋さも

それは自分だけが歩んできた人生だから。

 

そして28歳の誕生日は忘れられない日になった。

前日までは移動のバスの中で28歳を迎えるつもりだったんだけど、オキナワ村の魅力とシゲさん宅の居心地の良さに甘えさせてもらうことにした。

 

オキナワ村はボリビアにある、戦後のオキナワ移民がジャングルを開拓し築かれた地域だ。

ここの存在を知って行きたいと思ってから、6年越しに願いが叶った。

来てみると想像以上に素敵な場所、というか素敵な出会いに恵まれて最高の滞在となった。

 

沖縄県から派遣されている小学校教師のシゲさんの家に、ワイルドでクレイジーな旅をしている。バックパカーカップルのアキさんエリちゃん3人とで泊めてもらい、不思議な5日間が始まった。

 

本当に幸運続きのこの旅は、笑顔のおかげかな!?なんて思ったり。でもそれは、私を笑顔にしてくれる、今まで出会った人々のおかげ。私の旅が安全で奇跡に溢れた旅になったのは、今まで出会ってくれたみんなのおかげ。私の一部になってくれてありがとーーーーー!!!!と超特大の感謝を伝えたいです。27歳までの私に出会ってくれてありがとう。ありがとーーーーーー!

 

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あっという間のオキナワ村での生活。

なんの接点もなかった日本人が、南米で寝食を共にする不思議な体験。

「また会いたい」

そう思える人と出会うこと、

そう思えるような出会いを育むこと。

幸運にも私にはその力があるということ。

嬉しさと誇らしさを胸に、ついに出発!

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いってきまーす!

 

オキナワ村に来て再度確信したのは、心が満たされるのは、どんな絶景よりも人とのふれあいだっていうこと。素晴らしい出会いに恵まれたことで、今までの人生で出会った全てに感謝が生まれた。たまに思うんだけど、終わり良ければすべて良しのあれって、最後、オセロがひっくり返るみたいに今まで辛いとか思ってたことが、全部報われるっていうか、あの時のアレはここに繋がるんだなっていうあの感覚。(抽象的すぎてごめんなさい)うん、でも言いたいのはそういうことなんです。

という訳で、最高のオキナワ村滞在を終え、次に進みます!いつもお読みくださりありがとうございます! つづく

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オキナワ村の入り口看板の裏、つまり出口には粋な仕掛けが。